初見恋心 ページ24
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___________次の日
及川side
昨日は国見ちゃんに喧嘩を売った
女の子をかけて喧嘩売るなんて、なんか初めてだな
いや、自慢じゃないよ？！ま、まぁ！及川さんが一声かければ彼女くらいつ、つくれるしぃ？！
いや、まぁ。そんな事思ってて、度胸なくて告白されても偉そうに答えて付き合えないし
告白しようにも勇気ない
俺は度胸ない男です…
及「はぁ……」
絶対に国見ちゃんに殺されるなぁ…
昼休みの屋上は人が少なく、風だけが屋上で滞在している
国「及川さん」
及「あれ？幻覚が…」
国「…」
あれ、国見ちゃん？
国見…
くに、
国見ちゃん？！
及「国見ちゃん？！本物？！」
国「そうですけど」
及「昨日の事で怒ってもう口聞いてくれないかと思ったよぉー！！」
国「すみません話をしにきました」
及「や、やっぱり…」
Aちゃんの、事だよね。
国「Aの事、本当に好きなんですか？」
間をあける
答えに迷いなんてない
及「俺はAちゃんが好きだよ」
また頬を風がなでる
寸分の狂いもなく俺の気持ちは今の一言で表されたはずだ
Aちゃんの事を、本当に好きになった
言葉だけじゃ伝わらないかもしれない
けど、これが今の俺の精一杯だ
国「…」
及「…」
しばらくの沈黙
その沈黙で、俺達は察したように目を見た
そして国見ちゃんから言葉を放った
国「Aは俺のです」
鋭い目つきではっきりと聞こえた独占宣言
及「隙あればAちゃんを奪うから」
国「隙なんてつくらせませんよ、俺がいっぱいに詰めてやります」
及「うん。そうだね」
少し、ほんの少しだけ悲しくなってきた
胸の奥がしめられるように痛くて
喉の奥に引きつったような感覚
及「俺の分までAちゃん大事にしてね」
国「元からそのつもりですよ」
こんなにあっさりと恋って枯れるものだっけ
なんでAちゃんの事を好きになったのか
単純明快、階段でAちゃんを助けた時に、もう一目惚れしてたんだ
あの時に、Aちゃんの笑顔でもうおちてた
その後にもどんどん好きになってく自分がいた
なんでだろうね
不思議だなぁ。
あの笑顔に
あの優しさに
初めての恋心抱いた。
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黒犬×96(プロフ) - イチゴミルクさん» ありがとうございます！！期待のお言葉が嬉しいです(´；ω；｀)これからも頑張ります！！ (2017年1月19日 23時) (
レス) id: 2d98b3cbc6 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴミルク - 完結おめでとうございます！！！！ 国見君がかっこよすぎて夢中でした！次昨も期待しています！ これからも頑張ってください！！！ (2017年1月13日 22時) (レス) id: bed043d89c (このIDを非表示/違反報告)
黒犬×96(プロフ) - ののさん» はい！期待に答えられるよう頑張ります！( *´艸｀) (2016年10月25日 2時) (レス) id: 2d98b3cbc6 (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - 天使だなんてそんな（照）ｗｗｗｗ次作も期待してます!! (2016年10月24日 18時) (レス) id: 9c37b12851 (このIDを非表示/違反報告)
黒犬×96(プロフ) - 双子よ〜さん» 面白いと言っていただけるとは…あ、目から汗が…。本当にありがとうございます！！｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡ (2016年10月24日 18時) (レス) id: 2d98b3cbc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒犬×96 | 作成日時：2016年9月2日 1時
