俺の充電器【ハイキュー】【国見英】

心地良さでの失態 ページ21

及「でも、国見ちゃんがそこまでにAちゃんの事が好きなら。俺みたいのに取られないようにしてよ……」






及川さんは、珍しくテンションを低くして、じゃあねと言って教室へ戻っていった





国「…」




及川さんは、俺から奪おうとしたのか。助言をしようとしたのかわからない


でも、Aが好きな事にはかわりないのか






貴「…」





Aはまだ寝ている


こんな修羅場でよく呑気に寝られるなと思う





国「馬鹿…なんでそんなにモテんだよ。お前は」




中学の頃からの付き合いだが


中学の頃は一部の男子は敵だった


あの影山でさえもAに惚れかけた



ほんと、手のかかる彼女だな…






国「…」





ゆっくりとAの頭を撫でて、保健室をあとにした。





.*･ﾟ .ﾟ･*..*･ﾟ .ﾟ･*..*･ﾟ .ﾟ･*.





騒がしい声で少しだけ意識が戻る




声の主は国見くんはすぐわかった



だけど、もうひとりは誰？



隣に寝ていた及川さんかな…





ドアの開ける音が聞こえた


ドアの閉める音が聞こえた




とたんに静かになる


でも、国見くんの心地いい声が聞こえた


国見くんの暖かさを感じた




そうすると、また眠気はやってくる




私は二度寝する




でも次に起きた時は、もうこんな事なんか忘れてしまっていた。

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