イタズラ禁止令31 ページ34
及「ただいまー」
貴「お、おじゃまします…」
？「徹！遅くなるならちゃんと電話しろってなんども……あら、可愛いお客さん？」
リビングらしき所から出てきたのは、及川さんと目元がそっくりの茶髪で髪の毛をそっと横に結っている綺麗な人だった
貴「こ、こんばんわ！」
及「あ、母さん、2日間だけこの子泊めるからね」
？「あら〜？あらあらあら〜？もしかして〜彼女さん？」
貴「あ、えと…//////」
さらっと悟られて頭を沸騰させる私
？「もぉ〜☆顔赤くしちゃって〜可愛いんだからぁ☆」
及「ちょっと母さん！！俺のAちゃん虐めないでよ！！」
？「“俺の”だなんてぇ〜成長したわねぇ〜と☆お☆る☆」
及「やめて？！」
こやつら、やっぱ親子だ。
☆の付け方が似すぎてる…
絶対モテたんだろうなぁ、このお母さん。
貴「ふふふっ」
？「あら？」
及「え？！どうしたのAちゃん！不敵な笑みを浮かべて…」
貴「なんか、楽しくて///」
自然と笑みがこぼれる
久しぶりに楽しい時間が流れてる、久しぶりに全部が吹っ切れた、そんな気がした
？「徹の母の及川千夏(オイカワチカ)です、宜しくね、Aちゃん」
美しい花に負けないくらい綺麗な笑顔。
貴「はい！千夏さん！宜しくお願いします！！」
千「うんうん！素直で宜しい！！」
そう言って私の顔にそっと手を添える
千「なにかが吹っ切れた顔をしているわね」
顔に添えていた手を頭に乗せ
千「お疲れ様。」
優しく暖かい手で撫でられる
その手は、どことなく懐かしくて
落ち着く。
貴「ありがとっ、ございます…」
俯きながらに答える
下からこみ上げてくる熱い感情を抑えて、強く手を握る
及「Aちゃん、一緒にご飯食べよう」
貴「はいっ！」
及川さんの家で食べたご飯は
すごく、温かかった
ご飯がとても、とても美味しく感じられた
もう少し早く、この美味しさをわかっていれば
お母さんも救えた
なんて、ただの後悔。
私は前を向く。
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16 - 及川さん、おめでとう！ (2017年11月22日 22時) (
レス) id: 51b813300c (このIDを非表示/違反報告)
黒犬×96(プロフ) - 紗奈@カラ松ガールさん» 及川さんwww良かったですwww (2016年8月1日 20時) (レス) id: 2d98b3cbc6 (このIDを非表示/違反報告)
紗奈@カラ松ガール - 初めて及川さんをかっこいいと思った事実。ww (2016年7月31日 7時) (レス) id: 9aece6e950 (このIDを非表示/違反報告)
黒犬×96(プロフ) - つぶさん» ですね！及川さんは残念な所を直せばイケメンです…！！ (2016年6月27日 1時) (レス) id: dbfc04b48a (このIDを非表示/違反報告)
つぶ - 及川さんイケメンッ☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2016年6月25日 12時) (レス) id: c508c29f4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒犬×96 | 作成日時：2016年6月5日 23時
