私と一也の物語。

48話 ページ50

「期待に答えられなくてすみませんでした。応援ありがとうございました。」

「したぁ！！」






『･･････』

蒼「いいのか？」

『蒼…一也のところ行こ。 』

蒼「分かった..」









『一也..』

御幸「Aごめん。負けちまった。」


御幸はAに抱きつきながら言った


『 これから一緒に強くなろう。』

蒼「一也。まだチャンスはある。頑張れよ。」

御幸「蒼さん…来てくれてありがとうございました。」

蒼「バレると面倒だから先に来るまで待ってるな..気分じゃないかもしれないけど2人で写真撮りな？ほら携帯かせ。」

パシャッ



御幸とAは次は心の底から笑顔で写真を取ろうとこの写真に誓った＿＿＿


御幸「じゃあ、先に帰るな…」

『夜寮行くね。 』









そして、青道のマネージャーが稲実に千羽鶴を渡していたのを後ろからAは見ていた…





成宮「A一也から聞いたけど熱は大丈夫なの？」

『大丈夫だよ。鳴優勝おめでとう。甲子園頑張ってね？』

成宮「ありがとう…」

『じゃあ行くね 』

成宮「あ、じゃあね！」

成宮(逆の立場だったら俺はおめでとうなんて言えたかな……)









蒼「どーする？寮に連れてけばいい？」

『うん。一緒に片岡監督ところ行く？ 』

蒼「挨拶だけしてくるわ。」

『みんなにバレないように行こう。』

蒼「Aそんなに思い詰めるなよ。」

『不安しかないけど頑張らなきゃいけない…一也を1人にできないから。』

蒼「いい女になったな〜」

『そんな事ない… 』

蒼(今日の夜は2人で泣くんだろーな＿＿)

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