106 ・ ページ6
「ああ、これは失礼」
にこりと笑って名乗り出す彼。
「工藤優作。推理小説を書いています」
「工藤有希子でーす♡昔は女優をやってました!」
工藤優作、、、ああ、あの。
工藤有希子、、藤峰有希子。
「工藤優作、、、藤峰有希子、、、、」
「どうしたチャペル、難しい顔をして」
「ウワッ、コードネームやめて」
「A」
下かよ。
「いや、、、(工藤優作、、、?)」
その名前を最近見たような、、、、、。
「ミルクティーです!」
「あ、、、わざわざありがとうございます」
有希子さんが入れてくれたミルクティーを啜り、おいしいです。と笑う。
「新一から話は聞いています。藤原Aさん」
「ああ、彼が、、、」
「お巡りさんなんですよね!」
「ええ。まぁ、お巡りさんと言っても、先程の様に多少手荒な事もする役ですが、、、」
目を伏せながらそう話すと、有希子さんはまた楽しそうにした。
「それでも、その行動は人を助けるためにある。素敵だと思います」
「、、、、、(綺麗なひとだ)」
本当に。
「Aさんは私の作品を知っているようでしたが?」
「はい。
「ほぅ、それは嬉しい限りです」
彼もきっと、優しいひとなのだろう。
374人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:co2 | 作成日時:2022年5月7日 0時