氷上の君へ。【ハイキュー】

ｓｃｏｒｅ１０. ページ10

2024.1.8
今日は成人の日でしたね。この作品を見てくださっている新成人の方はいるのでしょうか？もしいらっしゃるなら、成人おめでとうございます！

関係の無いわたしですが、こういっためでたいことはできるだけ祝福していきたい性です。

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藤ヶ谷side。




「佐久早！今日バレー部の練習見に行っていい？」



金曜日の昼休み。教室で一緒にお弁当を食べている中でそう聞いてみる。佐久早は少し黙り込んだ。



「、、、なんで？」


「今日、小学生のクラブで貸し切り練習らしくて、リンク空いてないしどうせなら佐久早のバレーしてるとこ見てみたいなって！」



「ふーん、、、うちの学校、基本練習の見学はダメってことになってるけど。知らない？」


え、そうなの？


「知らな、、、」


飲みかけで半分も残っていない炭酸飲料のペットボトルを机に置いて、がっくしと窓の外を見上げた。



「ガッカリ、、、佐久早のプレー見てみたかったのになあ」



校舎のすぐ横に生えている、2階くらいの高さなら優に影を落とせるくらいの木が、昼間の強い日光を遮りながらも零して、私の目元に落ちてきた。





「、、、、今週、祝日で3連休だろ。それで、都合が合った白鳥沢高校ってとこと合同練習すんだけど」


「へー」














「その3日間、マネージャーやってくれんなら見せてやってもいい」

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