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藤ヶ谷side。
「、、、半分持つぞ」
歩き出そうと思ったら、彼がそう言ってきた。相手の良心を無下にするのは失礼だから、お言葉に甘えようとも思った、、、が!
申し訳ない!!練習で疲れてる選手に、これが仕事のマネージャーが持たせる訳にはいかない!!と思い留まり、感謝を伝えてお気持ちだけ受け取った。
「、、、、」
気まずい。
体育館から遠めの水道で作ってたから道のりが〜〜〜ッッッ!!!
「名前、、、、」
「へ、?」
低い声の呟きに間抜けな声を出す。
なま、なまえ、、、名前。
「名前を聞いてもいいか」
「、、、藤ヶ谷Aです。訳あって、この3日間だけマネージャーを」
そう言うと、彼、牛島若利は表情を変えず、少し黙りこくった後に言った。
「、、藤ヶ谷。お前は何かスポーツをやっているのか?」
脈絡のない話題に、また疑問符を3つほど浮かべるが、私はキョドらずに答えた。
「フィギュアスケートをしてます」
そう言うと、牛島さんは納得したように私を見た。え、な、、、なに。
「その腕の痣はそのせいか」
「、、、、、、あ、ハイ、そうです」
やべ、めっちゃローテンションみたいな人間になってる。生意気とか思われてないかな!!!
というか痣見て聞いてきたのか!わはは、コミュニケーションのとり方下手くそだなとか思ってすみませんでした。
「、、、きょ、今日も夜はそこのリンクで練習しますし、フィギュアスケート大好きで、推薦で井闥山来て、、、アハハ」
私も大概でした〜〜〜ッ
ごめんなさいごめんなさい、、、!
「、、、、、」
ほら!!引いてない!?
「、、、、そうか」
そのとき、彼はふわりと笑った。
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co2(プロフ) - 氷咲@氷珀さん» 初めまして!コメントありがとうございます!!そう言ってくれてとても嬉しいです、、、!!最近更新できていませんがまた次回ができ次第更新しますので、是非見てやってください!!! (3月12日 22時) (レス) id: 998bc1c937 (このIDを非表示/違反報告)
氷咲@氷珀(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。最近佐久早聖臣が気になってサイト内を放浪していましたが、作者様が書くストーリーが癖に刺さりました!更新楽しみにお待ちしています。 (3月11日 19時) (レス) @page13 id: b0b4af51b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:co2 | 作成日時:2023年12月16日 16時