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「はあ、、、君さあ、初心者なんでしょ?その歳で始めるって言ったって、プロになんてなれないよ?10歳でギリギリの歳なんだから」
「スケートって、、、怪我するでしょう?危ないわ。やめておきなさい」
呆れた様子で投げられた言葉たち。それは酷く残酷なものだった。
その頃の私は、齢12。中学一年生で、"諦め"という言葉を受け入れざるを得なかった。
けれど、祖父が私を思って、両親には秘密で、スケートクラブに通わせてくれた。
必死に練習した。バッジテストも頑張った。大会も優勝した。
努力して、努力して、努力した。どうしても諦めきれなかったから。
けれど、高校生にまでなると、祖父に負担はかけられなかった。バイトを始めるにも、志望校はバイト禁止だった。
今度こそ諦めるしか、と思った時、手は差し伸べられた。
「藤ヶ谷Aさんへ、井闥山学院からスポーツ推薦が来ています」
「ぇ、、、、」
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co2(プロフ) - 氷咲@氷珀さん» 初めまして!コメントありがとうございます!!そう言ってくれてとても嬉しいです、、、!!最近更新できていませんがまた次回ができ次第更新しますので、是非見てやってください!!! (3月12日 22時) (レス) id: 998bc1c937 (このIDを非表示/違反報告)
氷咲@氷珀(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。最近佐久早聖臣が気になってサイト内を放浪していましたが、作者様が書くストーリーが癖に刺さりました!更新楽しみにお待ちしています。 (3月11日 19時) (レス) @page13 id: b0b4af51b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:co2 | 作成日時:2023年12月16日 16時