5 小学五、六年生。 ページ5
今更だけど閉所恐怖症の設定って原作だけでしたね。スミマセン。
＿＿＿＿＿
no-side。
「あの！水景Aって今いますか！」
ある夏の日。終学活後、二階堂はまだ人の多く残る水景のクラスへ足を踏み入れた。
「ん？えっ！五年生でモテモテの子！？Aー！？」
入口のそばに居た女子が水景を呼ぶ。
「なにー」
水景は教科書類を片手で持ち、いつものように髪を耳にかけた。
「五年生のー、、、！」
「二階堂くん」
「あそう二階堂くん！！二階堂くん来てるよ！！」
「永亮？」
水景が二階堂に近付くと、二階堂は水景へ飛びついた。
「Aさん！今日もおじさんのとこ行くでしょ！？」
「ああ行く行くー。それがどうしたのー」
「一緒に行きたい！」
「弓とか取りに家帰るけど」
「いいよ！」
二階堂の頬は嬉しさに赤らんだ。
「Aー？あの子紹介してよー」
「紹介って。小学生6年生が一個下になんの感情を抱くんだか」
「あんたホントに小学生なの？」
水景は達観していた。
・
「そうか、Aちゃんは桐先に中学受験するのか」
茂幸が感心したようにそう言うので、水景は恥ずかしそうにしながらも頷いた。
「はい。弓道部のある学校に行きたかったから、、、」
両手の指先を合わせる。
「そうか、、、けど、指導者は一人に絞るべきだから、中学生になったらAちゃんとはあまり練習出来なくなるかもな、、、」
「ええっ！やだ！」
茂幸の言葉に、二階堂は不満そうに眉を下げた。
「けどなあ、、、指導者が2人いるのはあまりいいことでは無いんだ、永亮」
「むう、、、」としょんぼりした後、二階堂は思いついたように顔を明るくした。
「じゃあ！Aさんが桐先行くなら、俺も行くよ！」
その日の帰り、二階堂の前を歩く水景がしゃがみこんだと思えば、手には青い何か。
「なにこれ、すごい青い、、、羽だ」
「羽？」
水景が拾い上げた青い羽を顔を近づけて不思議そうに観察する二階堂に、水景はおかしそうに笑った。
「あげるよ？」
「え！ホントに？」
「うん」
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co2(プロフ) - 狩野さん» あああああありがとうございます！！！テスト頑張って下さい！！！ (1月25日 23時) (
レス) id: 998bc1c937 (このIDを非表示/違反報告)
狩野(プロフ) - イラスト上手すぎませんか？えぇ、もうテスト終わったらまた二度見しに行きます (1月24日 23時) (レス) @page38 id: 3be235a1eb (このIDを非表示/違反報告)
狩野(プロフ) - ちょっと更新されてるんで一から見てきます(=ﾟωﾟ)ﾉ (12月29日 0時) (レス) id: 3be235a1eb (このIDを非表示/違反報告)
co2(プロフ) - 狩野さん» ありがとうございます！！！そう言っていただけて嬉しいです！！！最近全く更新してなくてごめんなさい！！また時間がある時に更新できるように頑張りますので、引き続き本作品をよろしくお願いします！！！ (12月23日 19時) (レス) id: 998bc1c937 (このIDを非表示/違反報告)
狩野(プロフ) - 凄く見たいです続きが、なんだろう夜中の深夜まで見続けたの初めてです‥ストーリーの書き方も上手くて本当凄い… (12月20日 2時) (レス) id: 3be235a1eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：co2 | 作成日時：2023年8月7日 2時
