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水景side。
「柳瀬可哀想、、、辛そうな顔してすぐ帰っちゃったよー」
「あの子なんであんなこと言ったの、ほんとに！」
部活終わり、更衣室にてそんな会話が飛び交っていた。正直、居心地が悪い。
着替え終わって道着を畳み鞄を持った。
「じゃあ、おつかれ」
ひらりと手を振って更衣室を出る。扉を閉めると、すぐに話し声が聞こえてきた。
「Aも、あのとき否定すればなー」
「それな！なんで黙って見てんだよー！？って思ってたわー」
いや、だって、、的中率に関しては事実だったし。
あの子達も、花山さんも、何も分かっていない。
あの子達は事実を見ないで、花山さんは本質を見ないでいる。だから、あんなことを言えるのだ。
「(哀れみも、同情も、するつもりは無いから)」
それが私達だろ。
・
柳瀬side。
分かってる。
『水景先輩は柳瀬先輩よりも的中率が高いはずで、、、』
分かってる。分かってる。
「分かってる、、、！！」
校内の人気がない広場のベンチに座って蹲る。
「あの子のほうが上手なことくらい、ずっと前から、、、っ！！」
ぽたぽたと涙が出て、地面にシミができた。
「＿＿＿＿＿柳瀬？」
声が聞こえてはっとする。目元をごしごしと腕で擦り、声のした方を向いた。
「佐瀬、、、、！」
そこには同級生の佐瀬が立っていた。
「こんなとこで何やってんだよ？」
「、、、、」
私が黙り込むと、佐瀬は察したように隣に座った。
「わたし、あの子が上手いってこと、だれよりも知ってたつもり」
「だろうな。ずっと近くにいるし」
「けど、、、今日はなぜか、認めたくなかったのよね、、、」
「分かる。俺だって、アイツに負けたくない。けど、アイツが一番上手いって思っちまうんだよな」
「この前宏樹に話したら自分も同じだーって」と笑う佐瀬。
ああ、みんなあの子に憧れてるんだ。
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co2(プロフ) - 狩野さん» あああああありがとうございます！！！テスト頑張って下さい！！！ (1月25日 23時) (
レス) id: 998bc1c937 (このIDを非表示/違反報告)
狩野(プロフ) - イラスト上手すぎませんか？えぇ、もうテスト終わったらまた二度見しに行きます (1月24日 23時) (レス) @page38 id: 3be235a1eb (このIDを非表示/違反報告)
狩野(プロフ) - ちょっと更新されてるんで一から見てきます(=ﾟωﾟ)ﾉ (12月29日 0時) (レス) id: 3be235a1eb (このIDを非表示/違反報告)
co2(プロフ) - 狩野さん» ありがとうございます！！！そう言っていただけて嬉しいです！！！最近全く更新してなくてごめんなさい！！また時間がある時に更新できるように頑張りますので、引き続き本作品をよろしくお願いします！！！ (12月23日 19時) (レス) id: 998bc1c937 (このIDを非表示/違反報告)
狩野(プロフ) - 凄く見たいです続きが、なんだろう夜中の深夜まで見続けたの初めてです‥ストーリーの書き方も上手くて本当凄い… (12月20日 2時) (レス) id: 3be235a1eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：co2 | 作成日時：2023年8月7日 2時
