弦なき弓に羽抜け鳥。2【ツルネ】 (ページ9)

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競技順序よく分からなくなってきたから整理。

個人戦(男子、女子の順)
↓
個人戦決勝(男子、女子の順)
↓
団体戦(男子、女子の順)
↓
(同中競射)

こんなかんじ。どっかの大会の競技順序のやつ見て書いた気がするけどしばらく更新してなかったから忘れてしまいました、、、、。

＿＿＿＿＿
水景side。

「この一巡で、どれだけ中てられるか、、、」

「うん。いつもの実力なら、決勝トーナメント間違いないと思うんだけど、、、、厳しくなるかもね、、、」

四巡目、湊が中てる。

「よーし！」

結果は十四中。微妙なラインだ。

次の試合。

かなり厳しいものとなっている。けれど、湊の曇った顔が、少しだけ澄んだ気がした。

「(湊、、、気付いたのかな)」

私は少しばかり目を伏せて、四人の背中を見据える湊を見遣った。

＿＿＿＿＿落である意味。

前を見る。人を見る。感じて、それを受け取る。

簡単だけれど、とても難しいこと。

・

同中競射。

女子3人は心配していたけど、湊がやるべき事に気づいたと思うから、私はそんなに心配にはならなかった。

そして、

湊は会を保ち、美しい弦音と共に矢を放った。

ｽﾊﾟﾝｯ

「っ、よーし！！」