検索窓
今日:16 hit、昨日:31 hit、合計:28,092 hit

54 ・ ページ8

鳴宮side。




「約束、、、二階堂先輩と、A先輩の、、?」



「それに、A先輩、、、元々は斜面打起しの流派にいたって、、、、!!」




全て、初めて聞いたことだった。


よく考えてみたら、いつも笑を浮かべながら見守って、時には背中を見せてくれていたA先輩のことを、俺は全く知らなかった。













ピロン





「(愁、、、?)」






愁から返事が来たと思えば、エレベーターの中の電気がついた。




「やっとか、、、」




そう立ち上がった二階堂先輩のスマホが鳴る。誰かから電話が来たみたいだ。





「俺です」
















「ぇ」





二階堂先輩は、見開いた瞳を揺らした。どうしたんだろう、、、、。





通話が切れたのだろうか、二階堂先輩の手は力なく、だらりと下げられた。




そうして、ポケットにスマホをしまってからゆっくりと扉の目の前に立つ。






ガンッッ





「えっ!?先輩!?何してるんですか!!」




二階堂先輩はかけた手にありったけの力を込めて、固く閉まった扉をこじ開けようとしている。





「こんな所にいる場合じゃないっ、、、!!!」



「無茶しないでください!!」







「行かないといけないんだよッ!!!、、、クソッ、、、叔父さんばっか、なんで、、、」

55 ・→←53 ・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
74人がお気に入り
設定タグ:ツルネ , 二階堂永亮   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:co2 | 作成日時:2023年6月12日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。