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二階堂side。
「うん。そうなんだよ」
海辺を歩きながら、俺は電話越しに叔父さんと話していた。
「手違いで風舞と一緒になってさ。迷惑ったら無いよ、、、、」
《でも、向こうにはちゃんとしたコーチが居るんだろう？だったら、せっかくの機会だ。お前たちもきちんと指導してもらうと良い》
叔父さんがそんなことを言うので、俺は足を止めて、少しむきになって声色を強めた。
「アイツらは正面だ」
《流派が違っても、学べることは沢山あるさ》
それでも、叔父さんはそんな俺に、いつもと変わらない声で言う。
《それにな、永亮。いつか言わなきゃと思っていたんだが、、、正直な話、やっぱり俺は、これから先もお前たちをちゃんと見てやることは出来そうにない、、、》
《、、、だからもし、お前がこの先も弓を続けるなら、斜面なんかに拘らずに、Aちゃんのように、他流派に移ってでも、きちんとした指導を受けた方がいい》
「っ、、、、本気、なのかよ」
《、、ああ》
「なんだよそれ。今更、、、」
イラつきを抑えきれない俺は無意識に砂を蹴る。
「今更そんなこと、、、！」
「斜面なんかとか言わないでくれ！！、、アイツは、、、Aは、斜面と俺から逃げた！それに俺は、ずっと叔父さんの為にっ、、、！」
怒りの勢いで、ついそんな言葉を零してしまう。電話越しの叔父さんは、戸惑いと、どこか困りを含んだような声を出した。
《待てよ、永亮、、、なんだ、俺の為って、、？それにAちゃんは＿＿＿＿＿》
「なんでもない。また電話する」
咄嗟に電話を切ってしまった。これ以上、落ち着いて話せる気がしなかったからだ。
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co2(プロフ) - 旭さん» ありがとうございます！！拙い文ですが、引き続き見てやってください！！ (6月12日 18時) (
レス) @page47 id: 501b79ea4d (このIDを非表示/違反報告)
旭(プロフ) - ツルネの作品、少ないから嬉しいです！続きがすごく気になります。 (6月12日 17時) (レス) @page47 id: c736327d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：co2 | 作成日時：2023年6月10日 14時
