検索窓
今日:62 hit、昨日:54 hit、合計:51,444 hit

45 ・ ページ48

水景side。


「いただきます」



手を合わせて、盛り付けられた魚とカレーを見る。珍しい組み合わせだな、、、。


あちらの学校の、、大田黒君、だっただろうか。彼が捌いてくれた魚は、見事な舟盛りになっている。




「すごいなこりゃ」

「カレーに舟盛りになっちゃったけど、、」





皆が魚を口に運ぶ。


わ、この魚すごい美味しい。




ちらりと辻峰の方を盗み見ると、二階堂がわさびはいらない、と断っている姿が見えた。



コーヒーには必ずミルクと砂糖を入れて、辛いものは苦手。変わっていない。







それから、辻峰へ魚のお礼も兼ねてカレーをお裾分けして、学校の違い関係なく談笑が始まった。




「荒垣は部長?」

「ん、ああ、今は二階堂が色々やってくれてるから、一応みたいな感じたけどな」




話を聞くと、二階堂は茂之さんの力を借りながら、部員達を指導しているそう。




「(そう、か)」






体は疲れていて何となく重いくらいなのに、感情と頭はまだ動くことができるよう。





「頂きました」




ゆっくりと手を合わせて、がたりと席を立つ。







広間を出て、一度部屋へ戻る。夏とはいえ夜は冷えるから、上着を取り出した。





するりと腕を通す。服の中に入った髪を出して、乱れてしまったため、縛り直した。

46 ・→←44 ・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
92人がお気に入り
設定タグ:ツルネ , 二階堂永亮   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

co2(プロフ) - 旭さん» ありがとうございます!!拙い文ですが、引き続き見てやってください!! (6月12日 18時) (レス) @page47 id: 501b79ea4d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ツルネの作品、少ないから嬉しいです!続きがすごく気になります。 (6月12日 17時) (レス) @page47 id: c736327d44 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:co2 | 作成日時:2023年6月10日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。