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水景side。
「(あっつ、、、、)」
先程の汗がつけた軌跡を、また新しい汗がなぞって伝っていくのが分かった。
休憩を挟み、その後は湊が頼み込んで、辻峰の五人立ちを見せてもらうことになる。
「、、、、、」
二階堂。
かけほどき、、、、。
やはり彼は凄い弓引きだと再認識する。
それにしても、辻峰は皆自分のペースだ。うちの男子たちとは全く違う考え。
斜面と正面は、実践思考と作法を重んじること。そもそもの考え方が違っているのだ。
ゆっくりと目を閉じて、幼い頃の二階堂の射を瞼の裏に思い起こす。
そうしてから再度目を開くと、ばちりと二階堂の視線と私の視線が交わった。
私はそれを逸らさず、じっと見つめる。彼の白群に近い色の目が揺れ、後に逸れた。私の勝ち、と言ったところだろう。
・
夕飯の支度に入り、私は少し遅れてしまって、ぱたぱたと急ぎ足で厨房へ入った。
そうすると、辻峰の五人が立っていて、「あ、久しぶり、不破」と声をかける。
「おっす、Aさん。お久しぶりです。いやあ、、、女子のエプロン姿ってのは、なかなかいいもんですよね」
「ねー！うちの女子たちかわいーでしょ」
私がこうして自慢げに言うほど、風舞の女子たちは可愛いのだ。
「あ、A先輩！」
「ごめんね、遅れた。手伝うよ」
私も黒いエプロンを身につけて手を洗い、厨房に入ったところで、男子たちがお風呂から上がってきた。
「遅くなってごめん！」
「色々あって長湯になっちゃった！」
七緒の言う色々を尋ねてみると、どうやら風呂場で静弥のメガネが破損してしまったらしい。蹴り飛ばした海斗が現在面倒を見ているんだとか。
「あの二人、相性良いし仲良いよね、、ぷふっ」
「相性良いっていうか、かっちゃんが上手い具合に使われてるだけなような、、、、？」
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co2(プロフ) - 旭さん» ありがとうございます！！拙い文ですが、引き続き見てやってください！！ (6月12日 18時) (
レス) @page47 id: 501b79ea4d (このIDを非表示/違反報告)
旭(プロフ) - ツルネの作品、少ないから嬉しいです！続きがすごく気になります。 (6月12日 17時) (レス) @page47 id: c736327d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：co2 | 作成日時：2023年6月10日 14時
