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水景side。




一度柳瀬には落ち着いてもらって、柳瀬の息が整ってきた頃に話し始める。



「いや、遅気になってから苦労してね。ゆっくり治したいから、桐先はなーって」


「はあ、、、アンタマイペースすぎるわよ、、、じゃあ、遅気は治ったのね?」


「うん。二年の終わりにバッチリ」

「アンタ、それなのに県大会の個人戦優勝してんの、、、?怖いんですけど」



やっぱり変わらない柳瀬の対応に笑みがこぼれる。



「今日は久しぶりに一緒に引けるね」

「、、、、ええ。私だって前よりもっと上手くなってんだから、刮目しなさい!」



「刮目?無理に難しい言葉使おうとしなくていーよ、、、?」


「アンタ捻り潰すわよ!?」






no-side。



水景の学年と、もう一つ下の学年では有名だった。


いつもは柳瀬の大声と、水景の煽り。おちゃらけた、、、?雰囲気の二人だが、練習が始まるとそれは真逆なものになる。



二人の射は酷く静かなのだ。




「、、、、水景先輩、、、元々桐先なのもだけど、うちの柳瀬先輩と仲がいいとは知らなかった」


「うん。水景A先輩。凄い人なんだ」


「県大会の個人戦を見て、本人にも伝えたけど、水景先輩の射は美しかった」






「_____、、、」



残心を終えて的前から下がった水景に、佐瀬が話しかけた。


「A。久しぶりだな」



「ああ、佐瀬。久しいね」


同時に本村も歩み寄ってくる。



「A、お久しぶりです」


「本村も。久しぶり」

40 ・→←38 矢道筋。



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設定タグ:ツルネ , 二階堂永亮   
作品ジャンル:アニメ
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co2(プロフ) - 旭さん» ありがとうございます!!拙い文ですが、引き続き見てやってください!! (6月12日 18時) (レス) @page47 id: 501b79ea4d (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ツルネの作品、少ないから嬉しいです!続きがすごく気になります。 (6月12日 17時) (レス) @page47 id: c736327d44 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:co2 | 作成日時:2023年6月10日 14時

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