30 ・ ページ33
水景side。
森岡先生の言う通り、選手の年齢の層は広く、それは観客側も同じだった。
「出たいか？」
湊の後ろに腰を下ろしたマサさんは、弓を引く動作をする湊へ声をかけた。
「、、、正直言って出たいです。基本練習ばっかりで、もうずっと矢を番えて弓を引いてないし、的前に立って弓を沢山引きたい、、、でも、我慢する」
「！」
西園寺先生に弟子入りをさせて貰えなかった私としては、湊がとても羨ましい。勿論、桐先の藤原も。
ああ、けど。
「今やってることが、俺とみんなの射の為になるんだったら、それが一番いいんだ。約束したしね」
流石、西園寺先生の愛弟子だ。
「、、、そうか」
「はい」
・
no-side。
最初の大会。白菊は四射中、一射も中らなかった。
その結果を受け止め、励んでいた白菊。それを思い花沢は森岡に、近い大会は無いかと尋ねた。
そうして、見つけたのがこの市民大会だ。
「起立！始め！」
一巡目 花沢 〇
「よーし！！」と男子達の声が響く。
花沢は、市民大会のことを白菊へ伝え、出てみないかと提案をした。
白菊 〇
それを妹尾へ伝えて、参加してみたい、と話しが合い、それを水景が後押しした。
妹尾 〇
「よーし！」と先程よりも、水景の声がよく通る。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 92人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
co2(プロフ) - 旭さん» ありがとうございます！！拙い文ですが、引き続き見てやってください！！ (6月12日 18時) (
レス) @page47 id: 501b79ea4d (このIDを非表示/違反報告)
旭(プロフ) - ツルネの作品、少ないから嬉しいです！続きがすごく気になります。 (6月12日 17時) (レス) @page47 id: c736327d44 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：co2 | 作成日時：2023年6月10日 14時
