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水景side。
小野木が外し、チッと声を出す。マサさんがそれを注意すれば、しっかりと頭を下げた。
「ん、分かっているんならそれでいい」
「ウス」
矢取りの際、山之内が小野木へ何か謝っているように見えた。
「山之内。君が思い詰めることじゃないよ」
そう声をかけるが、「でも、、、」とまだ浮かない表情でいる。
「人のために何かを必死に考えて言葉を紡ぐのは、とても大切だし良いこと。普通の人は滅多に出来ない」
「でもそれってさ、結構、、というか、かなり疲れるんだよ」
山之内は一度視線を足元に向けて、また私の目を見据えた。
「、、、、A先輩は、誰かのために必死に考えたこと、ある？」
自然に唇が僅かに開いて、後、私は唇をきゅ、と結んだ。
「＿＿＿＿＿、、、さあ、どうだったか」
「忘れてしまったな」
・
帰りにコンビニへ寄ろうと足を進め、駅の前を通り過ぎようとすると、見慣れた顔が2人。
「湊、如月」
「あ、A先輩」
湊の隣にいる如月は、少し暗い顔をしている。それに気付かないふりをして湊に視線を遣った。
「湊、凄い買ってるね。家庭的な男はモテるぞー」
「ちょ、からかわないでよ！」
「どう？クラスの子にモテない？」
「あははっ」
わちゃわちゃしていると、如月がやっと笑顔を見せてくれたことに安堵した。
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co2(プロフ) - 旭さん» ありがとうございます！！拙い文ですが、引き続き見てやってください！！ (6月12日 18時) (
レス) @page47 id: 501b79ea4d (このIDを非表示/違反報告)
旭(プロフ) - ツルネの作品、少ないから嬉しいです！続きがすごく気になります。 (6月12日 17時) (レス) @page47 id: c736327d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：co2 | 作成日時：2023年6月10日 14時
