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不破side。
部活帰り、俺は適当にコンビニでコーヒーでも買って帰ろうかと思っていた。
にしても二階堂のやつ、地方大会過ぎてから、やけに機嫌悪ぃな。
特に、風舞のあの女子と、落、桐先の藤原に会ってから。
考え事をしていたら、ドンッと人とぶつかった衝撃が肩に伝わった。
「あ、すんませ＿＿＿＿＿」
ぶつかってしまった女の人が俺の顔を見上げる。
「＿＿＿＿＿あれ？風舞の、、、」
俺の呟きが耳に入ったのか、相手も目を見開いて、驚いたような顔をした。
「辻峰の子だよね」
「あ、はい。えっと、、、」
「水景A。風舞の三年だよ」
「俺、辻峰の二年の不破晃士郎です」
「何でこんなとこにいるんすか？」
「こっちに用があったから。君は部活終わり？」
「はい」
前回話した時も思ったが、随分綺麗な顔をしている。長い黒髪をまとめていて、切れ長の目。納戸色が綺麗。
「水景さんは、、」
「Aで良いよ」
「Aさんは、二階堂と知り合いなんすか？」
「うん。小学生の頃から知り合い」
遠くで駆けていく小学生らしき2人を眺めながら、Aさんは言った。
「昔の二階堂、ずっと私の手握ってて、凄い可愛かったんだから」
ぱっと手を開いてみせる。
「あ、バス来た」
少し話して、優希さんは時間通りに来たバスを一瞥した。
「帰るんですか？」
「うん。あ、そうだ、不破」
Aさんはバスに乗り、俺に振り返った。
「二階堂、かなり不器用なとこあるから、君みたいな人が側にいて安心した」
「ありがとう」
Aさんがひらりと手を振ると同時に扉が閉まる。
「かっ、けー、、、、」
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co2(プロフ) - 旭さん» ありがとうございます！！拙い文ですが、引き続き見てやってください！！ (6月12日 18時) (
レス) @page47 id: 501b79ea4d (このIDを非表示/違反報告)
旭(プロフ) - ツルネの作品、少ないから嬉しいです！続きがすごく気になります。 (6月12日 17時) (レス) @page47 id: c736327d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：co2 | 作成日時：2023年6月10日 14時
