18 拍子の大離れ。 ページ21
水景side。
「なんで、、、横暴だ！」
突然の的前禁止に、湊はマサさんへ反抗する。
「いやいや、、そういう話ではないぞ、鳴宮くん」
そんな湊を窘める森岡先生。
「基本が固まっておらんようでは、技術を重ねてもそれは上達には繋がらん。故に、滝川くんは弓を持つなと言うた」
「皆それぞれに反省するべき所がある。今一度、それを問い直し、考えることじゃよ。焦ることは無い。弓は逃げんぞ」
そうして、その日は解散となった。
わたしは、二階堂のことで頭がいっぱいになってしまっていて、湊やその他の男子に言葉をかけてあげることは叶わなかった。
・
次の日。いつも通りの日。
眠い授業を終わらせて、部活へ向かう。
部活で準備を終えると、女子三人が話しかけてきた。内容は、近いうちに行われる市民大会のことだった。
「三人立ち？」
「ええ。
「ああ、気使ってる？四人だもんね」
いいのに、、とも思うけど、気を使うのも仕方ないよね。
「大丈夫！風舞高校女子弓道部の一年三人で行ける所まで行ってみなよ。絶対応援行くし」
「！！」
言っていることは本心。でも、笑顔を繕わないと、良い先輩としていられない。
どうにかしなければ。
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co2(プロフ) - 旭さん» ありがとうございます！！拙い文ですが、引き続き見てやってください！！ (6月12日 18時) (
レス) @page47 id: 501b79ea4d (このIDを非表示/違反報告)
旭(プロフ) - ツルネの作品、少ないから嬉しいです！続きがすごく気になります。 (6月12日 17時) (レス) @page47 id: c736327d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：co2 | 作成日時：2023年6月10日 14時
