3 夏への矢声。 ページ3
水景side。
よく晴れた日。
「Aちゃん！活躍楽しみにしてるから！」
「ん、ありがとう！応援よろしくね」
今日は全校スポーツ大会。私は陸上に参加することになっていて、他学年の女子やクラスメイトの子達から送られる言葉に対応していた。
「水景先輩！応援してます！」
「うん。ありがと＿＿＿＿＿」
ｶﾝｯ
「、」
遠くから聞こえてきた音にぴくりと指先を曲げる。その音には心当たりがあって、直ぐに予想が着いた。
「、、、アイツ、、」
苦笑して、私は思い当たる場所へと足を向けた。
「やっぱり」
思い当たる場所＿＿＿＿＿弓道場に辿り着き、中を覗くと、思い浮かべていた人物の他にも4人。しかも絶賛説教中。
「えっ、A先輩？」
「湊〜、やっぱ君か〜」
へらりと笑いながら、正座する湊の頭を少し乱暴に撫で回す。
「水景先輩からも何か言って下さい。特に湊」
部長である竹早が怖い顔をして私に言うので、仕方なく正座する4人、、、如月、小野木、湊、山之内の前に立つ。
「やりたいことをするのは良いけど、学校に所属する限り、優先するものは学問、行事、部活の順だよ。そこら辺どお？弓道馬鹿達？」
「ひどくね！？」
「酷くないよー」
前のめりになった小野木の額をぴしりと指で弾いてやると、「いてっ！」と声を上げた。
「水景先輩もこう言ってるけど？」
「、、、はい」
その後、スポーツ大会の話になり、部の中でMVPを決めよう、ということに。
私も頑張ろう。
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co2(プロフ) - 旭さん» ありがとうございます！！拙い文ですが、引き続き見てやってください！！ (6月12日 18時) (
レス) @page47 id: 501b79ea4d (このIDを非表示/違反報告)
旭(プロフ) - ツルネの作品、少ないから嬉しいです！続きがすごく気になります。 (6月12日 17時) (レス) @page47 id: c736327d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：co2 | 作成日時：2023年6月10日 14時
