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no-side。
地方大会優勝は桐先。
辻峰対風舞。あの試合の敗因を、鳴宮は理解出来ていないようだった。
地方大会が終わり、水景は出口へ足を進めていた。そうすると、また二階堂と出くわした。
「あ」
「！！」
水景は、二階堂へしっかりと向いて言った。
「やり方はともかく、良かった、、、と思う。けど、君が何をしたいかはよく分からない」
「は？決まってんだろ」
二階堂は薄っぺらい笑みを浮かべて、水景の肩をドンッ、と押した。
男の力で押された水景は後ろへよろけるが、転ばず、体制を整える。
「アンタの可愛い後輩と、桐先の藤原を潰す。そんで最後に、アンタのプライドへし折ってやる」
「二階堂、、、、」
去って行く二階堂の背を眺めて、水景は小さく呟き、ぎり、と拳を握った。
・
「反省点は分かったかの？」
学校の弓道場にて、森岡が柔らかくそう言うが、男子5人は黙り込んでしまう。
「これくらい分からないようじゃ、全国大会は遠いぞ」
「そういう高圧的な言い方はどうかと」
「、、、、分かった言い直す。三回戦目、お前たちの射には、良い所が無かった」
滝川の言葉に、「そう言うけどマサさん」と鳴宮が言葉を紡ぐ。
「俺、落としてみんなのために頑張ったんです！なのにこれって、、、反省って、悪いところが分からないと反省しようが無いです！」
「なるほど、、、悪い所が分からない、か」
鳴宮の言葉に、滝川は何かを考え、言った。
「なら話は簡単だ。湊、お前は暫く、的前に立つな。矢を番えて、弓を引くことを禁止する」
「ぇ、、、」
鳴宮が目を見開く様子を、水景は少しばかり思い込んだような表情で見ていた。
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co2(プロフ) - 旭さん» ありがとうございます！！拙い文ですが、引き続き見てやってください！！ (6月12日 18時) (
レス) @page47 id: 501b79ea4d (このIDを非表示/違反報告)
旭(プロフ) - ツルネの作品、少ないから嬉しいです！続きがすごく気になります。 (6月12日 17時) (レス) @page47 id: c736327d44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：co2 | 作成日時：2023年6月10日 14時
