8話 ページ10
A視点
次の日学校に行くと、いきなり詰め寄られて質問攻めにされた。
「せんせー子供いんの?」
「てか結婚してんの?」
「結局何だったの?」
俺が先だ、いや私が先だ、などと言っているが授業が先だ。
けれど、今回の件は完全に授業を止めてしまった僕の責任である。
ハァ、とため息をひとつき。
「わかりました。何でも1つ答えますよ。」
すると、3人は考える素振りを見せるが、五条がすぐに
「じゃあせんせー、俺と戦ってよ」
ご丁寧に目線まで合わせてニヤリと挑発的な表情でそう言い放つ。
__はあ?
ふざけてるのかコイツは、いやふざけてるんだなコイツは。
「"答える"と言ったつもりなのですが」
「知ってるよ、でも"応える"にも聞こえるだろ?」
確かに曖昧な表現をした僕が悪いだろう。
だが、最強最強ともてはやされているコイツにこの間まで一般人だった、ただの四級術師が敵うわけが無いだろう。
「君は"無限"のまわりを這い回る大量のゴキブリと、ぶっ倒れる僕が見たいのですか?」
「前者は見たくないけど、後者は見たいね」
「………」
くっそ、何とかして回避しなければ…!
「夏油君、家入さんは他に何かないのですか…?」
助けを乞う様に視線を向けるが
「いや、戦うと言うのなら観戦しますよ。」
「怪我したら治してあげますよ〜」
と、乗り気である。
勝てる気がしない戦いはやりたくないと渋っていると、
「わかった、俺本気出さないから。」
これでどう?と首を傾げる。
__いや、そう縛ったところで煽りにしか……
3人からジッと見つめられる。
「ハァ、わかりましたよ……。その代わり、直ぐに勝敗がついても文句は言わないで下さいね。」
僕が折れると、もちろん、と言い机を移動しだす。
先生として勝ちたいところであるが………
〜〜〜〜〜
※3/11修正
この時の五条って領域展開使えない可能性の方が高いんですね…。直しました。
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nanox(プロフ) - 三毛猫さん» コメントありがとうございます。申し訳ありません!編集の時に間違えて全体公開してしまってまして……もう外したので大丈夫だと思います!わざわざありがとうございます!嬉しいです。 (2021年4月17日 3時) (レス) id: 12e3c64050 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。いつも楽しく読ませて頂いています。棘君と主人公君とのほのぼのとした日常がとても癒されます…宜しければ続編の保護パスワードを教えて下さい。このご時世の中ですがお体に気を付け下さい。いつも素敵な小説をありがとう御座います。 (2021年4月16日 23時) (レス) id: d0bea6ab41 (このIDを非表示/違反報告)
nanox(プロフ) - EVENINGさん» コメントありがとうございます。実はマフラーの色は作者が優柔不断すぎて未だに決められていないんです…。青や黒など落ち着いた色を普段使いしてそうなイメージですね。季節や気分でも変えると思います。曖昧ですいません… (2021年3月26日 22時) (レス) id: 12e3c64050 (このIDを非表示/違反報告)
EVENING - 下のコメント間違えましたすみません。マフラーの色何色がいいですか?これからも頑張ってください。 (2021年3月26日 22時) (レス) id: 59440097ee (このIDを非表示/違反報告)
EVENING - あの、マフラーの色は何色ですか? (2021年3月26日 22時) (レス) id: 59440097ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nanox | 作成日時:2021年2月28日 23時