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「え?!なんで?!」

岩「ちょっと、声おっきいよ(笑)」

「あ、ごめん。」



そうだった...

照くんは今や人気アイドル……。




てか、なんでこんなとこ居るの?




辰輝「ママー?」


辰輝がそう言いながら私の服を引っ張った。


「あ、ごめんね。」

岩「まさか、Aちゃんの子だなんてねー」

「あ、うん……。」

岩「それより……」

「??」

岩「そのクレープやばいよ?」




そう言われて自分の手をみると

さっき買ったクレープのクリームがはみ出て

手が大変な事に。



「あああ!!」



辰輝の事を探すのに必死すぎて

持っていたクレープの存在なんて忘れてた。





また近くの椅子に座り貰ってきた

紙ナプキンで手を拭いた。




岩「ほい、辰輝くん。新しいクレープ。」



私が手を拭いている間に辰輝に新しいクレープを買ってきてくれた照くん。



「え?!ごめん。お金……」

岩「いいってこんくらい(笑)」

「本当ごめん……ほら、辰輝?こーいう時どうするんだっけ?」

辰輝「……あ...ありがとう...お兄ちゃん...」




恥ずかしそうに照くんにそう言った辰輝。



岩「おぉ!偉いねー!!」



そう言って辰輝の頭を撫でる照くん。




「ごめんね?」

岩「大丈夫、大丈夫。」

「照くん 今日……その...プライベート……?」

岩「あ、うん。妹家族とね。」

「あ、そうなんだ...」

岩「トイレ行って妹達のとこ戻ろうとしたら
辰輝くんが風船持ってウロウロしてたからさ
声かけたら、泣きそうなっちゃって(笑)」

「あぁ……なるほど...風船に惹かれたのか...」




そう言いながら 嬉しそにクレープを食べる辰輝を観る。



岩「でもよかったよ。すぐママが見つかって。」

「あ……...」

岩「今 何歳?」

「……5歳」

岩「……...へぇ〜。」





やばい……怪しまれてる?よね?

完璧怪しまれてるよね?




岩「…旦那さんは?今日一緒じゃないの?」

「え?……」




旦那さん?



……あー。普通に考えたらそうだよね。






「……あ、今日は仕事だから...」

岩「……あ、そうなんだ。」




本当の事は言わず嘘を付いた。

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しまど(プロフ) - 感動がやばいです! 本当にとにかく感動でした! (2019年10月5日 22時) (レス) id: bb42c6a639 (このIDを非表示/違反報告)
京北わか(プロフ) - 完結おめでとうございます!!めちゃくちゃ感動しました!面白すぎて見つけて1時間で読みきってしまいました!ふっかの誠実さに凄く感動しました! (2019年8月19日 23時) (レス) id: 4e915e623c (このIDを非表示/違反報告)
なぽ - 初めまして。小説を読む事は多々ありますがこうして作者様の元へ直接コメントした事は初めてです。一言で言い切れないくらいとても素晴らしい作品でした。深澤くんらしさがしっかり記されていて、また現実的で涙も出ました。完結まで書いて頂きありがとございました。 (2016年11月15日 2時) (レス) id: 4a8b59217e (このIDを非表示/違反報告)
雄磨(プロフ) - もう2巡目です笑笑新しいふっかちゃんの作品も読みたいし、、、この続きもきになるし、、、という心境です笑笑 (2016年8月31日 0時) (レス) id: c3d0159b5a (このIDを非表示/違反報告)
はな☆HSJ☆雄也(プロフ) - 完結まで書いていただきありがとうございます!最後まで楽しんで読まさせてもらいました。またふっかちゃんの作品読みたいです! (2016年8月27日 15時) (レス) id: f56f917be4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ruru* | 作成日時:2016年7月6日 22時

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