たからもの。〔 桃 〕

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ピンポーン





私は今藤井家のインターホンを鳴らしてます。





そうです、とうとうあの日なんです。






流「おっ！おかん来たで〜〜」





中に入れば流ママが出迎えてくれる。




マ「Aちゃん！聞いたで〜望くんと行くんやって〜？イケメン捕まえたな〜」




流星よ、言ったな？




流「望も浴衣でくるん？」


『知らない聞いてないし言ってない』


流「なに？怒ってるん？」


『怒ってない。緊張してる』



ふって笑ってどっかに消えた流星




その間に浴衣を着せてもらった髪も結ってもらう




マ「可愛いで！Aちゃん！」


流「ええやん。可愛い可愛い」


『ほんと？ありがとう！』




あ、って言いながら携帯を持ってくる流星




流「おかんおかん」




そう言ってインカメで3人で撮りだした



『何してんの？』


流「ん(笑)？これやで？笑」




ひと通り携帯をいじった後見せられた画面は


インスタだった



そこには3人の写真と流星のコメント




『ちょっと、待って？え？これは、小瀧くんフォローしてますか？』


流「おん、してるで」




ちょっとちょっとちょっと



『浴衣で行くのバレんじゃんか、あほ』


流「あ...ごめん(笑)」





笑ってるじゃん



謝る気ないじゃん




また、あ、なんて言うから今度はなによ




流「望がいいねした」


『うえ！？ちょ！？は！？』



そこにはたくさんのいいねの中に


Nozomuの文字が....




流「大丈夫やって！可愛いから！楽しんでき！」




そう言うことじゃないだろうよ、君は






流星が駅まで一緒に行ってくれて



最後まで可愛いとか頑張りとか言ってくれた






よし、いざ夏祭りへ








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名前変換とかできてませんでした(泣)
すいませんでした(泣)
読んでくれてありがとうございます！！







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