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しげが呼び出されてから
なんとなく憂鬱で授業も受ける気になれなくて
望に またサボるんか って言われる事が増えた
サボる場所は決まって屋上
誰もいないのを確認して扉を開けるとやっぱりいた
『濱ちゃんせーんぱい』
濱「また来たんかー?授業受けろやっ」
そんな自分だってサボってるじゃん
3年だからとは言わせません。
濱「で、最近ここくる理由はなんやねん」
『え、、?』
濱「ため息ばっかしとるから、なんかあるんやろ?」
濱ちゃん先輩には全てお見通しだった
『好きな人が告白されました』
濱「あちゃー。付きおうたん?」
『多分付き合ってないんじゃないですか?分かんないけど』
濱「そこはっきりせなあかんところやろ!」
そんなん
この前の告白の返事は? なんて聞けるわけない
付き合った なんて言われた瞬間には
頭を殴られた気分だよ
そんな時 ガチャ と扉が開く音がした
私たちしか知らないはずなのに
淳「やっぱここおったわ」
濱「淳太やん!どしたん」
淳「どしたんやないやろ!サボりすぎや!」
『淳太先輩もサボるんですね』
濱田探したきただけや って
ベンチ座ってサボる気満々じゃないですか
淳「Aちゃんまで何サボってんねん」
濱「恋バナやんなー!」
『ちょっとっ!!』
俺も混ぜろや! って2人でキャッキャしてて
私の話なんて聞く気無さそうな雰囲気
だいたい、しげを好きなんて言えるわけない
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作者名:のん | 作成日時:2018年5月15日 18時