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淳太くんに好きって言ってから

もうすぐ2週間くらい経っちゃう

そんなこと考えてれば携帯が鳴った

濱田 : 今日、淳太もう終わりみたいやで

この前交換した濱田くんだった

力にはなるでって教えてくれたんだ

濱田 : しげと飯行く言うてるから多分駅使うんとちやうかな？時間分らんけど淳太の最寄り～～やで。

なんだ、そんなに近くないじゃん。

何でこの前コンビに居たの？

A : ありがとうございます。

濱田 : ええよええよ、頑張りや

そう濱田くんに連絡を返し淳太くんに会いに行った

ご飯を食べるなら遅くなると思い21時に

淳太くんの最寄りに向かった

でもそれから2時間くらいだろうか

姿を見ない

改札を出てくるのは酔ったサラリーマンに大学生

そっか、今日は金曜日か。

それから待っても来ない

もう家なのかな？

そんな時携帯が鳴った

濱田 : 会えた？

濱田くん、タイミングが良すぎですか？

普通の子なら惚れてるんじゃない？

A : まだです。もしかしたらもう家かもしれないし、終電もあるしそろそろ帰ります。教えてくれてありがとうございました。

そう濱田くんに返事をして改札を見たら

1人の男の人と目が合った

「Aっ！？」

『淳太くん、ごめん、』

「いや、なにしてるん？」

淳太くんに会いたかったから待ってた。

そう言おうとしたら鳴る携帯

濱田 : そっか。ほんだら迎え行くで！15分くらいで着くからコンビニとかあったら中で待っとき？

あぁ、やっぱりタイミングが悪い人

私より背の高い淳太くんには丸見えで

「...なんやねん、とりあえず、家」

そう言って繋がれる手にあの時を思い出す

「あぁ、濱ちゃん？会えたから迎えいらんわ、...おん。じゃあ」

少し乱暴に言ってる淳太くんに

期待してもいいですか？

こんなことして、ごめんなんて

許さないから。

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