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" なんで淳太くんと別れたん? "
突然きた照史くんに言われた
『なんで、そんな事聞くの?淳太くんに言われたの?』
照「んなわけないやろ、淳太くんそんな事言わん。分かるやろ?」
淳太くんがそんな事言わない事くらい
自分がよく分かってる
じゃあなんで照史くんはそんな事聞くの?
照「理由も言わんと別れた時の淳太くんの気持ち分かる?抜け殻やったでほんま」
抜け殻?
なんか想像できて可笑しい
照「何笑ってるん?俺真面目やねんで?」
真面目な顔して聞いてくる
『照史くん。別れた理由なんて今聞いてどうするの?淳太くんに言うの?言ったところで私は戻らないよ。』
照「なんで?もし淳太くんがまだ好きって言ってきても」
その瞬間胸がドキッとなった気がした
もう二度と戻れない日々に戻れそうな気がして
きっと好きと言われれば好きと言ってしまう
『淳太くんがそんな事言うはずないでしょ(笑)?駅まで送るよ』
そう言って車を走らせた車内は
本当に人が乗ってるのかと思うほど静かだった
照「Aちゃん、なんかごめんなぁ。」
『ううん、また食べに来てね?濱田くんも』
照「おん!ありがとな、気いつけて帰るんやで!」
そう手を振る照史くんの後を追うように
濱田くんも歩き出そうとした時だった
濱「自分、あかんよ。」
『え?』
濱「自分に嘘ついてまで生きるのはあかんで」
ありがとうな、と帰って行った濱田くんに
全てバレてる気がして家路を急いで帰った
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作者名:のん | 作成日時:2017年5月18日 1時