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ある日の撮影の時、しげに聞かれた
重「なぁ、この前の子といつ付きおうてたん?」
Aと付き合ってた時か…
「せやな〜、あいつが高校生の時やから付き合ったんは7年前?やな〜」
重「別れたんはいつなん?」
こいつは傷口に塩を塗る気か
「…2年前やで、厳密に言えば今年の夏で3年や」
重「そこまで覚えとるんかい」
夏で3年か
もう3年も前になるんか…
重「なぁ5年も一緒におったのになんで別れたん?」
なんで?
それは1番俺が聞きたいや、しげ。
" 淳太くん、ごめん。 "
" 夢叶って良かった、応援できて良かった "
Aはごめんしか言わんかった
俺も止められへんかった
なんで?別れたくない。なんて言えんかった
強がりやのに泣き虫な君が
泣きもせずそう言うたから
笑って笑顔で、ありがとう、と
そう言って部屋を出て行ったから
追いかけられんかった
デビュー当初の俺にはジャニーズWESTという仲間を
手放すこともできへん
欲張った俺は、君という存在を
夢への道を一緒に過ごしてきた君の手を
離してしまったんだ。
重「淳太?」
「あぁ、ごめんごめん。理由な俺も分からへんねん(笑)一方的にフラれてん(笑)」
重「淳太、重かったんちゃう?笑」
「ふっ(笑)そうかもしれんな(笑)」
そうしげに言って撮影に向かう
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作者名:のん | 作成日時:2017年5月18日 1時