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もう秋だというのに



重「なぁ!バーベキューしよやっ!!」



と言い出したのは後ろの席の大毅





『バーベキューってどこで』

重「どっか!」

『誰と』

重「んー、俺とお前?」

『全然楽しくない』

重「はぁ?!お前!俺とバーベキューしたないんか!」





もう帰ると言うのにうるさい大毅と 望〜 なんて
例の先輩と仲良くしてる小瀧くん



同じマンションでゴミ捨て場で会ったりお裾分けを貰ったり
なんか小瀧くんのラフな部分を知っていくたびに
先輩と一緒にいるの見たくないと思ってる自分がいる



重「A〜?おーい、おい!」

『うぇ!?なに、、ごめん』

重「どしたん、ボーッとして」

『いや、なんもない!なんもない!』

重「あっそー、今日さ!ボーリング行かん?」

『ごめん、バイト』

重「またー?ええわ、神ちゃん誘う」






その神ちゃんと遊んで下さい。





大毅と喋って疲れた気分のままバイト先に行けば
既にいる照史くんと藤井くん


『おはよーございまーす』

藤「あ、Aちゃん、おはよ」

照「おはよーさん、なぁ?これ書き直してほしいねんけど、いける?」



ホールは流星にやらせとってええからさ! と渡されたのは
おすすめメニューの書かれた黒板とカラーペン
どうやら季節のメニューが変わるらしいのと
たまにはデザインを変えたいらしい、照史くん絵上手だから自分で書いたらいいのに



着替えてカウンターの端で書きながらホールを手伝う
照史くんの言ってた通り、藤井くんは看板息子になった
女の人はほぼ あの人かっこいい と言って帰って行く




そんな中、カラン と音を立てて入ってきたのは



大「よっ!はろーはろー」



大毅と小瀧くんともう1人、、、





『何しに来たの』

重「お客やぞ!」

?「しげの彼女さんなん?」

『違います、断じて違います』

藤「Aちゃん、俺変わるからメニュー、、って神ちゃんやん」






そう藤井くんが名前を呼んだのは



大毅が何度か口にした 神ちゃん だった






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作者名:のん | 作成日時:2018年7月12日 1時

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