キミとボク。〔桃〕 (ページ3)

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そんなチャラそうな挨拶を終え

淳「じゃあとりあえず若葉の後ろな。小瀧もきた事やし帰り席替えするか～」

席が後ろの人からは批判、前の人からは歓声が上がる

って若葉って私じゃん

淳「若葉、手ぇ上げ」

『はーーい』

淳「そなダルそうにすな(笑)」

HR始めるでの声と共にみんなが

前を向いて淳太くんの話を聞きだした

重「なぁ、ペンいるかな？」

『知らなーい』

重「書くことあるんかな？」

『さぁ～』

重「ペン貸してやぁ、、」

『最初からそう言えばいいのに(笑)』

2学期の授業内容や修学旅行について

沢山の説明があった中、大毅のペンで思い出した

『小瀧くん、ペン持ってる？』

望「おん、持ってるわ、ありがとう」

子犬みたいな顔だなぁって

思ってるとHRの終わりのチャイムが鳴った

要するに次は席替えだ

重「なぁ！小瀧って大阪小学校だよな？！」

望「え、おん、そうやけど」

重「俺重岡！覚えとらん？ほら！一緒に怒られたん！！」

突然の大毅に少し驚きながらも

あっ！と思い出したかのように

望「あれや！掃除サボって学校のうさぎ小屋でうさぎと遊んでたときやろ？！」

重「それぇ！！あん時めっちゃ怒られたやんな！」

望「うわーー！懐かしいなぁ！てかしげ垢抜けたなぁ！！」

あんたら何してんのと突っ込みたくなるほどの

くだらないエピソードだったけど

なぜか小瀧くんも大毅も楽しそうに思い出話をしてた

重「えー、Aどこ行くん？」

『飲み物買って来る』

重「じゃ、コーラ」

大毅のえくぼがたまにムカつくけど

このえくぼがチャームポイントだからなぁ

『はい、コーラ』

重「サンキュー！」

『はい、お茶でいい？』

望「えっ、、ええの？」

『いいよ、お出迎えにあげる』

そう小瀧くんにお茶を渡したタイミングで

席替えが始まった

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