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Aちゃんちを出て数日
メンバー全員での仕事やった
「しげ」
重「どしたん?」
「Aちゃんのことやねんけど」
そう言った瞬間、少し空気が緊張した気がした
「おれ、好きやねん。Aちゃん」
しげは動じなかった
「Aちゃんに迷惑とか思われとったとしても好きやねん」
そんな緊張した中楽屋に来たのは流星やった
流「あ、望おはよう。」
「、、、はよ」
流「これ、預かってたやつ」
そう手渡された紙袋の中には俺の私物
流「洗濯してあるってさ」
かすかに香る柔軟剤の匂い
「終わってもうたんかな?もうあかん?」
独り言のようにボソッと呟いた
重「小瀧はさ、ジャニーズWESTとその子どっちが大事なん?」
流「しげ!」
「......」
そんなこと比べた事も考えた事もない
重「答えられんの?ほんまに好きなん?そうやって中途半端にやってんのとちゃう?」
「は?なんなんその言い方」
重「どっちも中途半端にしてんなや。お前だけのジャニーズWESTちゃうねんぞ」
「別に中途半端なんかしてへん!しげはなんでそない嫌うん!」
しげの言葉には怒りが収まらんかった
落ち着けと止めるメンバーでさえもいなかった
それはきっとしげがキレることが珍しかったから
重「どんっな思いで俺らがここにおると思ってんねん!好きになりました、付き合いました、撮られました。じゃ済まへんねんぞ!大事なもん守ることがどれだけ大変か分かってへんねん!お前は!」
そう言って楽屋を出て行ってしまったしげに
俺は言い返す事も出来ひんかった
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しらたま(プロフ) - 今後の展開が楽しみです…!!(*'▽') (2018年2月17日 0時) (レス) id: 3f06c9748e (このIDを非表示/違反報告)
★ - 19【文面からでも望むの嬉しそうな顔が浮かぶ】→「む」いらないと思います… 面白いので、更新頑張ってください。 (2018年2月11日 21時) (レス) id: 9eec283ac6 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - はじめまして!全部読みました!すっごい面白かったです…!これからも応援してます頑張ってください(*'▽') (2018年1月13日 14時) (レス) id: 3f06c9748e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のん | 作成日時:2018年1月13日 1時