ソロ曲 2 ページ49
ジュジュside
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ジュジュ「…。」
ダンス練習室で一昨日、収録したヨンのソロ曲を聞いている。
聞いたら感想聞かせて!
と、朝俺にデータを飛ばしてドタバタと家を出ていったヨンから貰ったものだ。
んー、上手く歌えてるし曲調からヨンの雰囲気が伝わってくる。
しばらく、このHIBANAの撮影の為に俺たちとは別行動をするようだ。
アス「飲み物買いに行かないか?ヨンもだけどお前の好みころころ変わるからわからないわ笑」
ジュジュ「行くか。なんかすまん笑」
アス「だいぶん遠回りだけどヨンの撮影スタジオ覗いて行かないか?」
ジュジュ「行くか。」
アス「さっきから、行くか。しか言ってないだろ。」
ジュジュ「他にどう言えってんだよ笑」
アス「あ、まぁ確かに笑ごめん笑笑」
とまぁ、たわいのない会話をしながらヨンの居るスタジオに向かう。
アス「あ、今撮ってるんじゃ?」
しばらく歩くと事務所内にあるスタジオに着いて2人して覗く。
スタッフ「あ、ジュジュ君にアス君だよね。
休憩時間?見てく?」
ジュジュ「あ、いや…」
アス「ありがとうございます!」
おい
おいおい
俺今 いや…って言っただろ。
なんでそんなヅカヅカと…
ジュジュ「じゃあ、失礼します。」
諦めた。
スタジオは少し暗くなっていてカメラの光なんかが目立つ。
ヨンの目がいつもよりカメラのフラッシュを受けて反射した。
なんかめちゃくちゃキラキラしてない?
カメラで撮った画像がそのまま映し出されるモニターに行った。
ジュジュ・アス「うわぁ、、」
モニターに映っているあいつは
まつ毛の上に水滴をのっけていた。
まつ毛の上にのっかった水滴とあいつの目に
近くに位置を調整して置かれたであろう火花のような光を放つセット
そのセットの光が反射して火花の形ごと綺麗なオレンジ色が映る。
スタッフ「すごいよね。それ。」
流石に水滴までもがメイクじゃないのはわかる。
まつ毛に細工でもしたか?
姉貴ならしそうだ。
ジュジュ「メイクは…」
姉貴「私じゃないよ。」
アス「うおっ!姉貴!」
ジュジュ「じゃあ、誰がしたんですか?」
姉貴「あの子だよ。」
姉貴がある子に手招きする。腰に付いている用具からしてメイクさんだ。
姉貴「この子だよ。」
メイクさん「は、はい。私、、なにか?」
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作者名:黒髪の犬 | 作成日時:2021年8月31日 15時