事故 4 ページ20
ジュジュside
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「ほんとは、きちんとステージ成功させたら
ありがとうって、いつもごめんねって謝るつもりだったんだ。」
こんな事になっちゃったけどって付け加えるヨン。
「残しとかないと、また忘れちゃって迷惑かけるから。」
そう俯く。
何て言えばいい?
アス「迷惑?そんなの日常茶飯事じゃないか?
お互いかけてかけられ一緒にいるだろ。いいよそんなの気にしなくて。
それが嫌だったらここまで一緒に居ない、なぁジュジュ」
ジュジュ「そう思う。」
俺は確かにあの12月の時にヨンの体が壊れないか心配で不器用過ぎるあの言葉を言った。
けど、それをここまで抱え込んでいたと知って
急に言葉を詰まらせてしまった。
いつも、俺が黙り込むとアスが代わりに言ってくれる。
奥歯をぐっと噛む。
「ははは、ほんと2人って似てる。笑」
ジュジュ・アス「似てない」
ジュジュ・アス「あ」
「ブッフ笑笑 ほらね笑笑笑笑」
さっきまで流れていた重い空気が少し軽く明るくなった。
ヨンがやっとほんとに笑ったからよかった。
「あ、あの子!怪我なかった?」
アス「あの子?ああ、助けた子のこと?」
ジュジュ「大丈夫そうだったけど?」
「そっか、良かった。足巻き込まれた時に一緒に倒れちゃったんだよね。
いやぁ、お恥ずかしい」
ジュジュ「なんだ、そんな事心配してたのかよ。」
「応急処置室じゃ、気が気じゃなかったわぁ笑」
アス「あっ、そういうことだったのか?!
あー、ちょっと気持ちを返して欲しいかも…」
「ぇえ?!」
ジュジュ「ちょっとわかる。」
「ぇええ?!」
ジュジュ「それくらい、自分の心配もしろってこった。」
アス「その怪我が治るのがどれくらいかかっても、ちゃんと待ってるから」
「いやー!かっこいいね!さすがプロデューサーにリーダーやぁ!」
アス・ジュジュ「ちょっと台無し…笑」
「なぬぅ!」
やっぱり、この空気が一番居心地がいい
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9月12日、ナムジュンさん誕生日おめでとうございます。
物語の進行上、主人公との絡みが書けませんでした。
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作者名:黒髪の犬 | 作成日時:2021年8月31日 15時