事故 3 ページ19
アスside
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ヨンの荷物だけまとめて車に飛び乗る。
救急車を呼ぼうとしたが
ヨンがマネージャーと話し合って大きな事にはしたくない
出来ればいつか知られてしまうけど今日1日だけでも何も無かったようにしたいと
いうことで
病院に連絡を入れて先に車に乗って病院に向かった。
一緒に同行したマネージャーがどうしても会場に戻らないといけないことになったらしく
病院で俺とジュジュが付き添いを変わることになった。
病院に着くと案内されたのは入院するための個室。
部屋の中央のベッドに上半身を起こした状態で寝ていた。
「あ、結構早かったね。ごめん、急がせて。荷物も。」
ｺﾝｺﾝｺﾝ
医者「失礼します。春宮 Aさんなんですが」
恐らく診てくださった先生が入っていて予告もせずにヨンの状態について話し始める。
医者「右足首の骨折と火傷をしています。軽傷とは言えませんが、、。
それとそれに重なって右足首の関節が不安定な状態で
骨折を綺麗に治すには不安定過ぎるので固定をしなければならいのですが…」
医者は言いずらそうに次の言葉を吐き出す
医者「ボルトで骨を固定する手術をする必要があります。
幸い、火傷の範囲はあまり大きくないので手術はできると思いますよ。
必ずしも、固定しなくてはならないものでは無いですし
火傷も気になるのであれば、まだ処置はできます。」
そこまで言うと春宮さんのご判断にお任せしますと出ていってしまった。
ジュジュ「で、どうするんだ？」
「固定しないと今までのパフォーマンスが出来なくなるから手術はするつもり。
火傷は傷は残っちゃうけどいいや。」
ジュジュ「いいのか？」
「マネージャーさんとか社長がなんて言うかわからないけど、
この怪我を無かったことにしたくない。」
アス「どうゆう事？」
「実は、2人が来る前に少し私と主治医の先生だけで話したんだよね。
そこで仕事や普段のパフォーマンスの内容も話したら固定しないと今までのパフォーマンスは出来ないって言われたんだけど
足首が不安定なのは無理のし過ぎだっていわれた。」
ジュジュ「ほらな、今回の怪我が良かったとはいないけど、休むのにいいんじゃない？」
アス「そんな言い方無いだろ」
「んーん。ほんとにそう
1回12月ら辺にちょっと喧嘩チックな事になったでしょ？
ジュジュが遠回しに止めてたのにそれでも続けたからだと思う」
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作者名：黒髪の犬 | 作成日時：2021年8月31日 15時
