k-popの僕とj-popの君 ||【BTS】 (ページ12)

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お仕事 4 ページ12

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韓国での撮影も無事に終わって

日本に帰ってきてからは正月イベントの練習が始まった。

もちろん、パフォーマンスの曲はこの前出した新曲。

新曲には新しい困難な振り付けも含まれていて

それがなかなか難しい。

その振り付けをある程度出来るようになったら

もっと難易度が上がる技を完璧に出来るまでやる。

通しの練習もそれ。

まだ、3回に1回の成功率。

何がいけないんだろ、、捻りに入る時の勢い？

んー、喉乾いた。水。

座り込んで休憩がてら技が1発で出せない原因を考えながらそこにある水に手を伸ばす。

アス「おい、あの技。難易度上げすぎじゃない？」

ジュジュ「見てて気持ち悪いもんな笑

同じ人間と思えないくらい飛んでるもん笑笑」

「え？笑だって、あれやらないと本番出来ないもん。」

ひどいよ笑気持ち悪いて笑笑

アス「でも、本当の振り付けの大技は完璧じゃん。」

「んーん。完璧じゃない。高さが足りない。

本番でパーフェクトを出すにはそれより高い難易度の技を出来るようになる必要があるの！」

ジュジュ「お前、いつもそう言って練習して成功させるから何も言わないけど

いつもパーフェクトじゃないって言うだろうがよ？

理想高すぎ。」

さっきまで笑ってたジュジュの顔が一瞬で変わった。

練習室内に不穏な空気が流れる。

言いたい事だけ言った本人はそっぽを向いてまた自分のダンスの練習に言ってしまった。

確かに、言ってることはあってる。

パーフェクトは出した事がないとは言わないけど何かしら欠点を見つけてしまう自分。

でも、毎回毎回それを無くそうと自分なりに頑張る結果がこれだ。

理想高すぎ

この言葉は私に合ってると思う。

でも、これのせいでアスとジュジュにも迷惑をかけるし

迷惑をかけてしまう自分が1番目やだ。

意外と私に1番目刺さる言葉なのかもしれない。

「はぁ…」

自然と零れるため息。

アス「ジュジュも心配してだと思うぞ？

なぁ…ジュジュ」

わかってる

そんなことは

でも、素直になれないジュジュが悪いんだ。

素直に謝りに来ないで。

私の中で今だけ悪者で居いて。

今だけ、自分を正当化させて。

また一段落着いたらさ、ちゃんと謝りに行くからさ！