日常 3 ページ1
アスside
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俺たちの会話を聞いて
不貞腐れたような顔をするA。
すると鏡越しに何かを見る。
あー、そっちの方向はさっきからお前を見てる若手のモデルさんの方だ。
言うに言えないし
何をするのか見ていたら、ただA…いやヨンを見ているだけだったから
何もしなかった。
遂に視線に気がついたか笑笑
ヘアセット中だから、くしでよくとかされた前髪はいつもより少し長く、瞳をかくす。
そんな髪の間から覗くあいつの瞳と若手のモデルさんの目が合う。
するとヨンは
一瞬びっくりした顔をして
大きな瞳をニッっと細めて少し困ったように微笑む。
意識してないのに自然に眉間にシワがよる。
ジュジュを見ると、呆れた顔をしていた。
姉貴は、、笑
姉貴は俺と同じくすっごい顔してた笑笑
若手のモデルさんはと言うと
顔を隠して足早に去っていってしまった。
顔は見えなくとも耳が真っ赤だった。
おい、そこのヨン。
お前、同じ事務所内で女性をおとしたのは何人目だ。
無駄にかっこよく微笑んだ本人は姉貴がなぜあんな顔をするのかわからず
慌てた様子だ。
これだから無自覚は怖い。
「いやー、終わった終わった!姉貴、ありがとうございます!!」
姉貴「全くだよ。手のかかる子だね。さっきといい…。」
アス「ヨンお前は今から撮影だろ?
姉貴 笑 姉貴、これが日常茶飯事です笑笑」
ジュジュ「よくまぁ、あそこまでねぇ。見てるこっち側の身にもなれよ。」
俺たちの会話を聞いて?の顔をしているがホントだよ。
ハラハラするわ。
まぁ、この純粋無垢で脳筋なこいつ、ヨンにはわからんのだろう。
女の子だけど。
でも、女の子だからこそ努力しなければならなかった事は知っている
純粋無垢で脳筋の頑張り屋さんだ。
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作者名:黒髪の犬 | 作成日時:2021年8月31日 15時