死神！盗聴器付けんな！

74...報復 ページ25

｢夕方の？｣

朔貴｢うん。｣

｢なんであっちの時間と違うんですか？｣

朔貴｢...さぁ？｣

｢知っとけや！
...あっ朔貴先生。今からイイコトしません？｣

朔貴｢え？何突然。大歓迎だけど。｣

｢じゃあ、目瞑ってください。｣

朔貴｢うん...｣

朔貴が目を瞑る

Aが手錠をかける

｢完了！｣

朔貴｢ちょっと！
イイコトシてくれるって言ったじゃん！｣

｢ドMの朔貴先生にはイイコトですよ。
ほ、う、ち、プ、レ、イ｣

朔貴｢ちょっと！とってよぉ！
ドMじゃないよぉ！｣

｢じゃあ、また明日！｣

朔貴｢行かないで！ちょっと！帰らないで！｣

｢これぐらいで済むだけ、感謝してください。
最初、皮剥いでファラリスの雄牛に入れようと
思ってたんですから。｣

Aが去る

朔貴｢行かないでよぉ...｣




翌日

｢おはようございまーす！｣

朔貴｢Aちゃん！
これ、取って！お願いだから！｣

｢そんなんじゃダメですよ。
ちゃんとおねだりしないと。｣

朔貴｢うぅ...
お願い、します。取ってください。｣

｢よく出来ました！｣

Aが朔貴の手錠を取る

朔貴｢やったー！｣

｢で、今日から私は何をすればいいんですか？｣

朔貴｢えっとね...お手伝い！｣

｢は？｣

朔貴｢だから、メイドさんみたいな事だよ！｣

｢...反省してないみたいですね。｣

朔貴｢してるしてる！してるから！｣

｢どう考えてもしてないでしょ。｣

朔貴｢なんて言うか、料理作ったり、
掃除したり、洗濯したりして欲しいの！｣

｢なんでですか。｣

朔貴｢僕、今お腹ペコペコだし、
この頃研究に没頭して掃除してないし、
洗濯物めっちゃくちゃ溜まってるし...｣

｢分かりました。やりますよ。｣

朔貴｢！ありがとう！｣

｢じゃあ、冷蔵庫拝見していいですか？｣

朔貴｢いいけど...何も入ってないよ？｣

｢何もって...何も？｣

朔貴｢冷凍庫に雪見だいふくは入ってるけど。｣

｢買い出ししなきゃいけないじゃないですか。｣

朔貴｢僕も行くよ！｣

｢じゃあ、早速行きますよ。｣

朔貴｢うん！｣



スーパー

朔貴｢これ！買って！｣

｢知育菓子要らないでしょ。｣

朔貴｢いるの！｣

｢もう知能育成しきってるでしょ。｣

朔貴｢食べたいの！｣

｢はぁ。いいですよ。
ちなみに、お菓子は2つまでですからね。｣

朔貴｢えー！せめて3つ！｣

｢ダメです。2つまで！｣

朔貴｢むー...｣

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