死神！盗聴器付けんな！

72...頭痛持ち ページ23

｢そんな事ないよ。
私、中入っとくけど、炭治郎達は帰らないの？｣

炭治郎｢はい！
もう少し鍛錬してから行こうと思います！｣

｢そっか。じゃあ、また後で！｣

善逸｢いやぁー！いてよぉー！｣

｢また後で？ねっ！｣

善逸｢絶対だよ！｣

｢うん！｣



貸し出された部屋にて

｢んー、行くのはいいけど、
どうやってここを出て行こうか...
ちょっと電話してみよ。｣

Aが朔貴に電話をかける

朔貴｢...A？｣

｢なんで呼び捨てなんだよ。｣

朔貴｢んー、彼女みたいだから。｣

｢やめて。｣

朔貴｢そんな冷たい事言わないでよぉ...｣

｢どのくらいかかる？｣

朔貴｢あー、目的地まで？｣

｢うん。｣

朔貴｢んー、徒歩だと...40分ぐらいかな。｣

｢そんなかかんの？｣

朔貴｢うん。1分80m進むと仮定した場合ね。｣

｢へぇー...
やっぱ行きたくない。｣

朔貴｢おい！
日本女児がそんな事言ってもいいのか！｣

｢それを言うなら日本男児でしょ。｣

朔貴｢そっか。｣

｢嘘嘘。行くよ。暇になってきたし。
でも、知らない所を3.2kmも歩く自信ない。｣

朔貴｢大丈夫！｣

｢なんの根拠があって
そんな事言ってるんだよ。｣

朔貴｢行けるって！｣

｢根拠の無い自信ほど怖いものは無い。｣

朔貴｢そんな事ないよ。｣

｢そんな事ある。｣

朔貴｢とにかく！行ってよね！｣

｢わかってまーす。
っていうか、
なんて言って出て行ったらいいの？｣

朔貴｢えっと...
｢ちょっとそこまで｣とか｣

｢ちょっとそこまでで
40分も歩くやついねぇよ。｣

朔貴｢じゃあ...いっその事
｢探さないでください｣とかは？｣

｢絶対探すわ。
そんなん、探せって言ってるのと同じやろ。｣

朔貴｢普通に、｢ちょっと遊びに行ってきます｣
でいいと思うけど。｣

｢うーん...分かった...
あと、さっきから
サクサクサクサク聞こえるのはなんすか。｣

朔貴｢あっ今ね、
ミスドのエビグラタンパイ食べてる。｣

｢(^ω^#)こちとら頭痛持ちで
グルタミン酸を多く摂取しちゃいけないのに
味噌汁やらなんやらでいっぱい摂取して
頭が痛いんだが？
そんな時に、ミスドだぁ？
ふざけてんのかてめぇ。
ケツから内臓引きずり出すぞゴラァ。｣

朔貴｢あっ、えっと...ごめんなさい。
で、でも！うま味成分がいっぱいで
美味しかったでしょ?｣

｢まだなんか抵抗するつもりですかぁ？
てめぇのせいで
こっちが苦しんでるっていうのに？｣

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