死神！盗聴器付けんな！

69...柱合会議 ページ20

｢ここに、泊めていただけませんか？｣

胡蝶｢もちろん、いいですよ。｣

｢ｯ!ありがとうございます！｣

胡蝶｢しかし、帰る所がない理由は
聞いておかなければなりません。｣

｢...そうですよね...｣

胡蝶｢着いてきてください。｣

｢はい...｣




胡蝶｢改めて聞きます。
どうして帰る所がないんですか？｣

｢えっと...
実は、親が鬼に食べられてしまって。｣

胡蝶｢そうなんですね。
辛い事をお聞きして申し訳ありません。｣

｢い、いえ。
(実質に見ると凄い。
この全てを見透かしているような目。怖い。
でも、ここに居ることが出来れば、
鬼に襲われてお陀仏になる事はない！
よっしゃぁぁぁぁぁ！)｣

胡蝶｢...何日間位、彷徨っていたんですか？｣

｢えっ、と...3日間位ですかね？｣

胡蝶｢3日間外にいたにしては、
着ている服が汚れていませんね。｣

｢Σ(・ω・；)ｷﾞｸｯ!
それは、その、偶然ですよ。((￣▽￣;;)ｱﾊﾊ…｣

胡蝶｢そうですか。...可愛い服ですね。｣

｢あ、ありがとうございます！｣

胡蝶｢それでは、もうすぐ夕食の時間です。
移動しましょう。｣

｢はい！｣




翌日

｢ふわぁ〜...
あっ炭治郎！おはよう！｣

炭｢おはようございます！｣

伊｢あ?!そいつ誰だ！｣

｢！...夜桜Aだよ！｣

伊｢誰だお前。｣

｢だから、夜桜Aだって！｣

炭｢伊之助！年上には敬語を使わないと！｣

伊｢敬語ってなんだ！｣

｢敬語、知らないんだ...
...じゃあね！｣

炭｢あっどこに行くんですか？｣

｢ちょっとだけ散歩をしようと思ってね。｣

炭｢気を付けてくださいね！｣

｢うん！｣



｢今日は、柱合会議があるらしいけど...
半年に1回だったような気がするんだけど...
...ヤバイお館様の声が聞きたすぎるんだが。
でも、柱合会議には行っちゃいけないし...
んーどうしよう。
よし！当たって砕けろだ！...意味違うけど。｣


移動中

｢あれ？どこだっけ。
...こっちでGoogleマップとか使えんのかな｣

と、歩いていると

煉獄｢よもや、よもや！
こんなに小さい子供がいる！｣

｢うわっ！...ここが、柱合会議？｣

産｢そうだよ。君は、誰かな？｣

｢(めっちゃなんか落ち着く...)
...あっえっと、夜桜Aです！
どうしても、お館様のお声が聞きたくて...｣

産｢そうか、ありがとう。
それで、どうしてこの場所が分かったのかな？｣

胡蝶｢私の所で預かっているんです。
帰る所がないと言っているので。｣

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