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数日後
廉との関係は相変わらず
廉は私の顔を見るといつも何か言いたそうな顔をする
けれども決して声をかけては来ない
私の方はというと
目が合っただけで逃げてしまう
こんなんじゃいつまで経っても関係は変えられない
先「いよいよ修学旅行が一ヶ月前に迫った
A、B組合同で行くからそこで男女2名ずつで班を決めておくこと」
修学旅行の季節
私……友達とか雄登しか居ないんだけど……
咲希は無理だよね……
ほんとどうしよう
咲「A!」
私がそんなこと考えていると咲希が私のことを呼んだ
「どうしたの?」
咲「Aってさ、班決まってないよね?」
「うん」
咲「一緒にならない?」
「え?」
正直、裏切られてあんなこと言われて一緒に行動するとかありえないと思う
でも私には咲希しかいないから
一緒に行動できるのが咲希しかいないから
「いいよ」
私は咲希にそう答えていた
咲「男子は廉と那須くんね!」
いや、それは違う
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作者名:なな x他1人 | 作成日時:2018年9月15日 22時