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咲「Aはもう帰るんだよね?
ほら那須くん待ってるよ」
「う、うん…」
咲希からの威圧が凄い
廉は自分のものだっていうオーラがすごく出ている
まぁそうなんだけど…
「雄登行こ」
雄「おう
あ、廉ーまた明日な」
廉「おう」
え?
雄登と廉ってどういう関係?
雄「廉はクラスメートだけど?」
しまった
よりによって廉と同じクラスだなんて
しかも仲良くなったなんて
雄「で、廉とはなにがあったの?」
雄登は私に聞いた
隠そう
そう思ったんだけど
雄「あのさ、さっきの一部始終見てたらAと廉になにかあったってことなんて誰でも分かるから
家に帰ったら何があったか説明しろよ」
雄登にはなにもかもお見通しだった
「…うん」
けれども校門前で
またしても飛貴くんが迎えに来ていた
飛「Aちゃん!」
「飛貴くん!どうしたの?」
飛「今日も迎えに来たんだよ?」
飛貴くんはいつも唐突だ
雄「あー、Aの婚約者さん?
じゃあ俺先帰ってるね」
雄登も気を使って先に帰っちゃうし
私は飛貴くんの車に乗った
飛「今日は別にどこに行くとでもないよ
今日は車の中で済ませるつもり」
飛貴くんは言う
車の中で?
一体何をするんだろう
飛「質問があるから答えて欲しい」
飛貴くんは真顔で言った
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作者名:なな x他1人 | 作成日時:2018年9月15日 22時