Feeble*02

明日 ページ49

:


「グロス....とれてる....」


ミンホにそう言われて掴まれた手を引っ張られて

二人の距離なんてもうない


唇が触れるんじゃないかってくらい近い


MH「誰とキスした？俺は我慢してんのに.....」

そう、私にいう彼の目が余りにも鋭くて
咄嗟に目を逸らす


「.....離して」



まだ少し残るベクとの余韻が

彼を突き放す



MH「....嫌だ」


「離してっ「はいそこまでー」」


ベリッと引き離してくれたのはキボム



Key「何してんのほんとに....ほら、ソナと約束あるんでしょ？帰りな」



ミンホを引っ張ったままのキボムに言われて
慌てて飛び出して来た



そして、親友に話せば


ニヤニヤして、楽しんでいる様子



「まぁ、ゆっくり考えなよ？笑」



って、楽しんでる(泣)







〜♪




《ヌナ、今度ご飯食べに行こ》



いきなり来たLINE


「お？仔犬くんだっ笑。」

「あぁっ！ソナ！」


スマホを取られて何か送ってるソナ

戻ってきたスマホを見れば




《喜んで♥》


「えぇ！キャラ違うよ！もう！」


《さっきのはソナだからね！私じゃないからね！》

と、打てばいきなりの電話




「も、もしもし」

「ヌナ、さっきのはヌナじゃないなら、ヌナはご飯行かないの？」

「え、あ、それは....いく！」



と、言えばクスクス笑うベクと、目の前のソナ


「ん、よかった。じゃあ、日程決めたら連絡するね」


「うん、ありがとう」

「ヌナ、あのさ、明日事務所くるよね？」

「くるよ？」

「会おう。じゃ」



と、切れた電話




「へぇ〜明日会って？ご飯行くんだ？笑」

「楽しんでる、ほんとに、意地悪」

「だってなんか、純粋じゃん、なんか笑

仔犬コンビ可愛いし、ふふふ」






ニヤニヤしてる.....親友....きもちわr((((






「あ、明日の仕事だし寝るわ」





早い....







「あ、個人的に、考えた事を言うね

ミンホに引き止められたとき、突き放したでしょ

それも、仔犬くんを思って」






.....そうだ。





あの場で、ベクを思ったって事は




思って突き放したって事は









私はやっぱり、ベクだって









「ふふっ、わかったでしょ？じゃあ、おやすみ」









ありがとう、親友




やっぱ親友。









「ソナぁぁ。ありがとう。好き」


「あー、はいはい。笑


わかったら寝ましょうねー」



「はーい」






二人でベッドに横になった








なんだかすごく、明日が楽しみになった

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