first love

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篤人side


A「吉田さん帰っちゃった、」

大丈夫かな？って心配そうにする顔をみて

麻也を帰らせて正解だったと確信する


篤人「大丈夫。あいつはそんなことで
根に持ったりしないよ」


"そっか、良かった！"

そう言って明るい表情になるのはなんとも彼女らしい


A「篤人と吉田さんって一緒に海外に来るくらい仲良しなんだね」


ちがうわ(笑)

もー、ほんとにサッカー知らなすぎ(笑)


でも、そんなところが良い


篤人「A、今度からドイツで会う俺の知り合いは全員サッカー選手だと思っといて」


目を丸くして驚く彼女


なんで、(笑)？


A「ドイツってそんなにサッカー有名なの？」


もう限界(笑)


日本より有名だし(笑)


……でも、変にサッカー詳しいより
俺にとっては好都合


Aの頭をぽんと叩いて笑うと

彼女もよく分かっていない様子で微笑む


A「篤人、いつか一緒にサッカーしよう？」


篤人「ふっ(笑)いいよ、」


A「やった。私、勝つからね！」


どっからそんな自信出るの？(笑)



今度から体育の時間子供と一緒になって
サッカーしよう！

と 企む彼女にはほんと癒される


篤人「A、来て。」


そう彼女をソファに座らせて肩を抱く


自然に頭を俺の肩に預けてくれる姿に
口元が緩む


しばらくお互いにもたれかかっていると

ちょっとすつ睡魔が襲ってきた



A「ふふっ、篤人、昼寝しよっか」


俺の気持ちを言葉で伝えなくても汲み取ってくれる


"私もちょっと眠たい…"


そう言って目を潤ませる彼女に小さなキスを落として

二人で眠りについた

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