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まだまだ ページ4
朝だ。火曜日の。
今日も塾がある。
味気のない塾に行くんだ。
「いただきます」
僕はいただきますをして昨日の残飯を朝御飯として食べる。
昨日のご飯のおかずは冷めたやわやわのポテトのような味がする。
でも先生がいたらこの残飯がどれだけ不味くても甘い味がするんだろうな。
残り物は無いようにしなくちゃ。
「ごちそうさま」
お腹に入ったご飯に、お肉に、お野菜たちに告げた。
冷めたご飯には母さんの愛が籠っていた。
「母さん、学校行ってくるね。」
「気を付けてね…」
起きたばかりの母さんは半分寝言を言いながら僕の心配をした。
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作者名:シン | 作成日時:2019年10月21日 23時