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放課後は部活で一条に会えない
何してるのか気になる。まぁあっちは俺のことなんて一切気にしてないだろうけど。
そう言えば一条はあまり喋らない。人見知りみたいでそんなところも好き
及川さんが俺のことをよんでいたから俺は及川さんのとこへ向かった
__________
体育は嫌いだそう。彼女は。
白いし細いし別に不健康に見えるわけではないけど、もう少し身体を動かしてみたらどうか。
一条は友達の対人パスを体育座りして見ている
時々転がってきたボールを返してるくらい。本当になにもしていない。
俺は別に仲良くもない奴とペアを組まされてパス練をしていた。
体育が終わると一人の男子が一条に話かけていた。一条は普通に接していて少しムカッとした。てゆうかアイツ、一条に近づきすぎじゃね?一条臭くなるんだけど。
タオルで顔をふきながら睨んだ。
教室に帰るとさっきの男子が自慢げに男子たちにさっき一条と話した〜とかなんとか言っていた。
一条はまだ帰ってきていない。
友達と一緒に帰ってくるんだろう。
ボーッと窓を見つめていると、肩をとんとん叩かれた。
そこにいたのは、
「急にごめんね国見くん」
一条だった。微かに香るいい匂いが俺の鼓動を速くする。
俺は全然余裕ですって雰囲気を漂わせて片手で頬杖をついて一条を見上げて「なに?」って聞いた。
カッコつけようとしてたのバレたかな。
「これ、落ちてたよ」
一条は俺にタオルを渡してきた。何やってるんだ俺は。汗をふいたタオルを一条が拾ったとか、普通に考えて汚いだろ。恥ずかしさと嬉しさが混ざりあって少し複雑な気持ちになった。
一条はそんな俺の気持ちも知らずにじゃあ、と手をふって席に戻っていった。
なんか.....失恋した気分。
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ハイキュー!! - ……楽しみ (2021年3月31日 21時) (レス) id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カネスケ | 作成日時:2021年3月19日 13時