私だって戦えるんだぞっ！ ページ5
「あ、伏黒くん」
「恵でいいですよ、禪院先輩もそう呼んでるんで」
「じゃあ恵くんで！大丈夫、昨日突然任務入っちゃって寝るのが遅かっただけだからさ」
「ならいいんですけど…ゆっくり休んでください。急に倒れるなんてことがあったら、心配になります」
「…うふふふ！いやーみんな心配してくれてありがたいことだね！」
キャラが心配してくれるこの世界線は天国だ。最高！
まあいつ死ぬか分からない天国というハードモードだがそこは天国にいる代償ということで。
「でも確かに…A先輩色んなところから必要とされてますよね。そりゃ寝不足気味にもなるか…」
「おっわかる〜？そうなんだよねぇ、遠距離近距離広範囲って感じで何にでも向いてる術式なんてそうないからさ、よく呼ばれちゃうんだよ」
「…」
「あー…当然五条先生は例外だよ…？」
「…いやそれはわかってますから…」
あの人はマジで漏瑚さんが言った通り何を持ちえないのだ術式だからノーカウントだよ。術式ガチャ大当たりすぎて羨ましい。
対してなんなんだよ私のこれ。使いずらすぎだろ。
…と思っていた時期が私にもあった！！
そう！私は失血死しない方法をついに編み出したのだ！糸だけにね！…はいすいません
前々に糸のストックを作っておくという至極単純なこと。これで失血死の確率は下がるぞっ！！
「先輩？」
「ごめん、考え事してた」
クソどうでもいいことを考えていたら伏黒くんのことをスルーしてしまっていた。
ごめんね、今の本編で大変なことなっている君を今見ると色々と込み上げてくるものもあるのよ…しくしく
「あほら、真希ちゃん呼んでるよ。いってらっしゃい」
「…ですね。A先輩もう一度いいますけどしっかり休んでください。アンタに倒れられたら俺、気が気じゃないんで」
「おー…それはそれは、ありがとう？」
まさかの伏黒恵突然のデレ。
今までツンだったとかってわけじゃないけど破壊力がすごい。
これは宿儺さんもイイネしちゃうよね。みたいな感じだったあのころの本誌に戻りたい…(唐突な願望)
おお悲しき運命よとか意味のわからないことを心で唱えながら狗巻くんに一回仮眠を取ってくることを伝えて校舎の中に戻る。
もう一度ふぁーと欠伸をして目を擦りながら教室廊下の曲がり角を曲がった時だった。
「おっと、どうしたのかなA？お疲れ状態？」
「………五条先生？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 473人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蘆花(プロフ) - MR サナリアさん» 癒しになりましたか！良かったです！！全然今リクエストは受付中なのであったらお待ちしてますね！いつもコメント嬉しいです！ (5月4日 12時) (
レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - すずかさん» ご期待に添えたみたいで良かったです〜！私も書いててめちゃくちゃ癒されました…！ありがたいリクエストでマジでありがとうです(？) (5月4日 12時) (レス) @page46 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - ページ46.癒しをありがとう… (5月4日 11時) (レス) @page46 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
すずか(プロフ) - ぬわぁぁぁ可愛い！！！😇リクエストこたえてくれてありがとうございます！！ (5月4日 9時) (レス) @page46 id: b61b0297d7 (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - すずかさん» 初コメありがとうございます！何それ可愛い…癒される…！本編と比べると平和すぎ〜…！ (5月3日 17時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蘆花 | 作成日時：2024年4月14日 22時
