呪い ページ33
「よーしよしよし…」
「先輩ッ…!?え、頭…え…!」
うあああああああああ!スゴい!虎杖くんスゴい!髪めっちゃモッフモフ!手触りがめっちゃいいんだけどなにこれ!?犬みたいな表現してごめんね!?でもすごく可愛いの!!
「うーんお気に召さなかった?」
「そういうわけじゃ…ナイデス…こ、のままで…」
「相変わらず素直でいい子だねぇ」
いや結構ガチでいい子ばっかり苦労する呪術廻戦の世界マジでしんどいだろうによくやってると思うよ。
ほら、ファンという名の特級呪物もそこかしこにいるのにさ…(?)
「うーん…悠仁くんちょっとは元気出たかな?」
「…はい!」
「そ。悠仁くんならきっともっと輝けるよ、一緒に頑張ろうね。ついでにあとでドーナツもあげちゃうから!」
「ウッス!」
「っと…じゃ!」
「………?………へ!?あ、ぇ、A先輩っ!?ちょっ…うわっ!?」
なんでかわからないけど急に足もつれてぶっ倒れたね虎杖くん。いつもの万能な運動神経どこいったんだい。
さすがに抱きしめたのはキモかった!?後でお土産持ってくから許して!!あんなに可愛かったらそう思うの自然の摂理だから!
コケたと言えど西中の虎と言われた虎杖くんに足の速さでかなうわけないのでいくつか糸でトラップを作って全力ダッシュで逃げる。
マジでごめんよ!!ミスタード○ナツマジ美味しいから!!
二次創作虎杖くんがみんなにドーナツとアイスあげる話私めっちゃ好きだったよー!!
──
「あっ…もー先輩行っちまった…」
はああ…と特大ため息をついた虎杖。
すると本来なら口でないところから言葉が放たれる。
「小僧」
「ゲッ宿儺!?…んだよ俺はお前に用なんてねぇ、出てくんな」
「お前の意思なんぞ聞いとらん。俺の問うことのみに応えればいい」
「あぁ"!?」
忌々しげに自らの頬を殴るも今度は手のひらに口が現れる。意味なんてないかと思い、その代わりと言わばかりに手のひらを全力で睨みつける。
「あの女の目の色は深緋か」
「は?こきひ?」
「…紅色かと聞いている」
「…はっお前なんかに教えると思うかよ」
その言葉を最後に手のひらから口は消えた。よくわからないがとりあえず腹が立った虎杖はベシンと勢いよく手のひらを叩いておいた。
──
「ケヒッ…そう来たか…!」
生得領域。その中で一人呪いの王は笑っていた。
また"面白い者"を見つけたと言わんばかりに。
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蘆花(プロフ) - MR サナリアさん» 癒しになりましたか!良かったです!!全然今リクエストは受付中なのであったらお待ちしてますね!いつもコメント嬉しいです! (5月4日 12時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - すずかさん» ご期待に添えたみたいで良かったです〜!私も書いててめちゃくちゃ癒されました…!ありがたいリクエストでマジでありがとうです(?) (5月4日 12時) (レス) @page46 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - ページ46.癒しをありがとう… (5月4日 11時) (レス) @page46 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
すずか(プロフ) - ぬわぁぁぁ可愛い!!!😇リクエストこたえてくれてありがとうございます!! (5月4日 9時) (レス) @page46 id: b61b0297d7 (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - すずかさん» 初コメありがとうございます!何それ可愛い…癒される…!本編と比べると平和すぎ〜…! (5月3日 17時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蘆花 | 作成日時:2024年4月14日 22時