この術式で生き抜け！！

みんな大好き交流会 ページ4

パンダーと真希さんがパンダに説明を促す。
それを聞いてのっそりとパンダが二人に手を合わせながら後ろから登場。





「いやぁすまんな、喪中に、許して！」
「だがオマエ達に"京都姉妹校交流会"に出て欲しくてな」


「京都姉妹校交流会ぃ？」




なんだそりゃと聞き慣れない言葉に首を傾げた野薔薇ちゃんに、すかさず伏黒くんが説明する。さらっとこういうのを解説できるのすごいよね。




「京都にあるもう一校の高専との交流会だ。でも二、三年メインのイベントですよね」




うんうんと真希さんと二人で頷く。
別に一年生も交流会参加出来たらいいのになぁと思う。新田くんとかもっと知りたいのに…くぅ…




「まあ去年の憂太くんみたいな例外もあるけどね」


「Aの言う通り今回もその例外。恵が今言った三年のボンクラが停学中なんだ。人数が足んねぇ、だからオマエら出ろ」




秤先輩と綺羅羅先輩とはすこーしだけ話したことがある。普通にいい先輩だったよね。パチンコの景品貰ったよ美味しかったなぁ



そのあと交流会は何をするのかなんでやるのかとかをモロモロ野薔薇ちゃんに解説して終了。うむ、実に尊い時間であった。



そのあとはまたも原作通りの一年生を特訓する時間。野薔薇ちゃんがパンダにズドドドと追われている横で私と狗巻くんは体術訓練中。



最高すぎるのは分かってる！でも、でもひとつ言わせてくれ…！
私昨日なんか知らないけど任務が入ったんだよ…！深夜に！！クソ眠いんだよ今ァ！！




「えーい…」


「…いくら？」


「あ、やっぱり？そうだよねぇ…ちょっと寝不足でさ、あんまし体術やれる感じじゃないんだよぉ…」


「おかか！…昆布」


「うん、体術は今日やめとく。あっちで伏黒くんの体術観察してくるよ、心配してくれてありがとうね！」


「しゃけ！」




あまりにもヘロヘロパンチだったため狗巻くんがやめとけよーと言ってくれた。違いますいつもはこんなんじゃないんですよ！？私体術も使えないといけないからそこそこ出来るんですよ！？



ポンと狗巻くんに肩を叩かれて歩く私。


ふぁーあと欠伸をしながら少し離れた芝生に腰を下ろす。欠伸をしたあとの潤んだ視界でポケーっとしていると横から顔面国宝が。びっくりした自まつげ長すぎでしょ伏黒くん。




「あのA先輩、かなり眠そうですけど大丈夫ですか？」

私だって戦えるんだぞっ！→←一年生かわいい！

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