幼魚と逆罰1 ページ20
吉野くんが高専に入ってしまえば展開は大きく変わってしまう。…高専入学をさせることは出来ないな。
だとしても知っている人間が死ぬのを見過ごすのはかなり気分が悪くなる。なんとかならないものか…
部屋に荷物を置いてうんうんと悩む。
勝負は一月後。虎杖くんの任務が始まるタイミング。
…ひとまず修行するか…
───
一月後。
私は五条先生に呼び止められた。
「Aさ、僕の見た感じ結構悠仁と仲良くなったよね!」
「まあ…そうですね、向こうがどう思ってくれてるかはわかりませんけど私は仲良くなれたと思ってます!」
「じゃあそんなAにサプラ〜イズ!!悠仁と一緒に僕の後輩を紹介しちゃうよー!」
「えっ」
そうか私の目の前にいるのは五条悟。天上天下唯我独尊を体現したような人だったわ。
そりゃなんの前触れもなくこうなりますよねはいもう大人しく受け入れよう。
きっちり制服を整えて(リボンとかないけど)五条先生の後を着いていく。
「あっ!?A先輩!?」
「おはよう悠仁くん。朝から元気だねぇ」
「はい!先輩に会えましたから!!」
うわめっちゃ虎杖悠仁じゃんその満点花まる回答やばいわぁ…貴方そういうこと普通の学校にいた時常時日頃から言ってたんでしょ!?そんなのおちない方が無理あるわ!!
と理不尽に虎杖くんにキレていると五条先生がニッコニコ笑っている。なんじゃその後方保護者ヅラは…あ、後ろの方にナナミン居る。
「悠仁、今回僕は引率できないんだけど安心して。信用出来る後輩呼んだから」
後ろから歩いてきたナナミンをひっ捕らえて五条先生は言った。
「脱サラ呪術師の、七海健人くんでーす!」
「その言い方やめてください。」
ヘラッとした五条先生とは対象に、サングラスをかけた真面目そうなナナミン。第一印象は当然のようにしっかりした大人だよね。
「呪術師って変なやつ多いけど、コイツは会社勤めてただけあってしっかりしてんだよね。」
「他の方もアナタには言われたくないでしょうね。」
息のあったツッコミだなぁ…こんなこと言ったらノータイムで否定するだろうけど…
「脱サラ...なんで初めから呪術師になんなかったんスか?」
「大人だ…!」
「まずは挨拶でしょう。はじめまして、虎杖君に千桐さん」
「あのー…A…?僕も一応大人なんだけど…」
「あ先生は別です」
「なんで!?」
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蘆花(プロフ) - MR サナリアさん» 癒しになりましたか!良かったです!!全然今リクエストは受付中なのであったらお待ちしてますね!いつもコメント嬉しいです! (5月4日 12時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - すずかさん» ご期待に添えたみたいで良かったです〜!私も書いててめちゃくちゃ癒されました…!ありがたいリクエストでマジでありがとうです(?) (5月4日 12時) (レス) @page46 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - ページ46.癒しをありがとう… (5月4日 11時) (レス) @page46 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
すずか(プロフ) - ぬわぁぁぁ可愛い!!!😇リクエストこたえてくれてありがとうございます!! (5月4日 9時) (レス) @page46 id: b61b0297d7 (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - すずかさん» 初コメありがとうございます!何それ可愛い…癒される…!本編と比べると平和すぎ〜…! (5月3日 17時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蘆花 | 作成日時:2024年4月14日 22時